ローレンス・オリヴィエが《王子と踊子》で、しばしば苦々しげに
「まるで、バルカン半島流のジョークだ」と自嘲します。
混在する公用語の「分りにくい冗句」と解釈すべきでしょうか?
── 1953年6月2日エリザベス女王戴冠式の際にローレンス・オリヴィ
エとヴィヴィアン・リーが上演することを予定として書かれたテレンス
・ラティガン(「愛情は深い海の如く」)の舞台喜劇をラティガン自ら脚
色、「リチャード三世」のローレンス・オリヴィエが監督した。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1287/comment.html
── 《The Prince and the Showgirl 195710‥ America》
推測すると苦しい状況の中でも、それをジョークにするという苦肉のユーモアめいたものかもしれない。