日本で貯金ばかりしていてお金を使わなくなりがちなことで、
金が経済に生きて流動せず、結果的に、
本来は良いと思われていた貯蓄が経済によくないという
議論があったことを覚えておられますでしょうか。
(頼むから消費で使ってくれと、政府から予算が配られたり…)
それと似た感じで、世界でも継続的なキャッシュフローが
経済的安定をもたらすと考えられているのですが、
巨額の報酬、つまり投資によるキャピタルゲインでの
キャッシュフローだけでなく、インカム収入がもたらすフロー
(インカムゲインによるキャッシュフロー)によって、
巨額の報酬をもらった彼らがパーッと使う→経済で他の人たちにも流通する→他の人たちの経済的安定にもつながる、と言いたかったのではないでしょうか。
しかし、そのインカムゲイン・キャッシュフローが必ずしも、
一部の人たちの巨額のボーカスからではなくてもいいわけで
(全体のインカムが上がってもいい)、そういう意味では、
他の人たちのインカムゲインによるキャッシュフローでも
良いということで、特に良い言い訳にはなっていない気はしますが、
簡単に言うと、彼ら(アメリカ企業のCEOやウォール街の
ファンドマネジャー達)は巨額のボーナスをもらうけど、
他の人たちとは違って、余り寝かさずにちゃんと贅沢に
パーッと使うから、商人とか他の下の人たちにも
ちゃんとカネが流通して、経済効果が期待できるからいいだろう
…と言いたかったのかなあと思います。
確かに彼らの生活は派手で、常に投資でも消費でも使ったりしていて
コツコツ銀行に貯金して寝かせている感じはしませんが、
某銀行などが投資もそんな感じとパーっと投資して、
失敗したツケが他の層にまでグローバル・クライシスや
世界不景気でくまなく流通してきましたから…(涙)
彼らの巨額のボーナスがもたらす
インカムゲイン・キャッシュフローの経済効果がどうとか
言い訳していたのではありませんか?
ギャグしか書いてないから開かないでちょんまげ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%90%86%E8%AB%96
http://shounan-wave.seesaa.net/article/70408863.html
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その記事の要旨は、金持ちが贅を尽くした消費行動をとれば、周囲の関係者もその「おこぼれ」を享受できるのだから、所得格差を危惧することはない、というものでした。
これはいわゆる「トリクル・ダウン理論」と呼ばれる理論です。
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http://worldwealth.blog92.fc2.com/blog-entry-15.html
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『トリクルダウン効果とは、浸透効果説やおこぼれ効果とも言います。簡単に言うと、社会の上層部に富が集まると、その波及効果で社会の下部層も潤うという効果のことです。経済学ではすでにトリクルダウン効果は否定されています。
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http://shadow.i-yoblog.com/e143552.html
まさに、「トリクルダウン」でした。
コメント欄で拝見するのがおそくなりました。
ありがとうございました。