『お前ひょっとして俺を言いなりにできる事前提で話してるのか?』
「モチのロン!」
響け!愛の鼓動ドキドキ!プリキュア第7話感想です。
●ベールに送り込まれた世界そこはジコチューが徘徊する廃墟と化したトランプ王国でした。ソードの話から第一話の冒頭のシーンがここで判明しましたね。アン王女と王国を守護していたソード。アン王女に捧げたその歌声を遮ったのはキングジコチュー軍団。徐々に隠されていたソードとトランプ王国の秘密が明らかになってきました。
●国民全員をジコチューにされ、目の前で王女を助けられなかった真琴の苦しみは計り知れないでしょう。最後の希望としてアン王女を見つけること、歌声を世界中に届けて自分がここにいると気づいて貰う。それが真琴がアイドルをやっている理由でした。
●キングジコチューはアン王女の力で石化していますが、ベール達はジャネジーを集めて復活を目論んでいました。おまけに本気出したベールは先回りして鏡を壊したり用意周到で厄介な難敵です。それを真っ向から逆手にとって「ハハハ!」と
笑うマナには脱帽でしたが(笑)ベールの能力まで冷静に分析していたとはさすが過ぎます!
●特に印象的だったのは、崩落した橋を皆で飛び越えるシーンですね。バランスを崩して落ちそうになった真琴の手を取るマナ。一番最初にキュアハートが変身した時も、ハートの差し出す手を拒んだソード。
王国脱出の時にアン王女の手を自分が離してしまったと後悔している真琴には、また大事なものを失うようで、手を取るのが怖かったんでしょうね。それでも、今のマナは助けたい一心で真琴の手を取ります。そのまっすぐな想いはあの時の自分と重なっていた事でしょうね。二人の想いが通じ合ったとっても素敵なシーンです。
●シャンデリア攻撃からの4人で変身!六花を中心にした連携プレーで見事にベールを撃退。元の世界に戻れた小さな鏡のカケラは、荒れ果てたトランプ王国にも小さな希望がある事を意味しているように感じました。改めて3人の手を取る真琴、今まで一人で戦ってきた真琴と共に、皆で戦うと誓い合うマナ、六花、ありす。本当の意味でドキドキ!プリキュア誕生の瞬間でした。。
次回は子育て奮闘記!アイちゃんとは一体…。なんかアン王女と同じ髪の色ですね。