昔勉強を教えていた元教え子からの相談です。
専門学校に通学しながら、提携先の大学の通信学部の講義も通信で受講していました(専門学校のキャンパス内で受講していたそうです)。両方とも同時に入学し、同時に卒業して学士も取得しています。学生証も二枚持っており、有効期間も同じ期間の四年間が記載されています。
この場合、履歴書にはどのように学歴を記載すべきなのでしょうか。
期間が完全に重なっているので、どちらかひとつしか書けないのか。
両方書けるのならどう記載すべきか。
片方しか書けないなら、大学のほうを書いてもよいのか。
推測でのご意見はご遠慮ください。
ありのままで ~ Let It Write ! ~
入学や卒業の年月日順に、各々在籍したとおりに書けばいいのです。
どれかを、知られたくなければ、省略してもいいでしょう。いずれも、
もし質問された場合に、一言で説明できるよう、準備しておきましょう。
ありのままに書くことは、合格・不合格いずれの理由にもなります。
わたしの後輩で、二重学籍を隠して、外国に留学したケースもあり、
わたし自身、小学校と高校で留年しましたが、受入れ側の感触次第です。
不合格の学長面接では「父上に、寄付金をよろしく伝えてくれたまえ」
と云われたのに「入学寄付申込書」を訂正しなかったら、みごとに落第。
(いま思うに、その学長は拡張資金のことで頭が一杯だったのでしょう)
合格した教授会面接では「年次が合わないのはどうしてか」と問われ、
「サイクリングで怪我をしたので」と答え「右手か左手か」「左腕です」
「そうか、右手でなくてよかったね」……合格させるための確認でした。
質問のケースでは、同時期に三重学籍を併記することになります。
採用側が、その他の諸条件(成績や人品)で好ましいと思えば、好意
的に容認され、好ましくなければ、否定的に評価されるはずです。
要約すれば、受験に際しての「ウソ」は、のちに不都合があった場合、
ただちに「資格剥奪」されます。とくに学歴詐称は、いかなる理由でも、
個人的な交友関係においても、厳しいのが現実です。
…… 女子社員の面接は「ドアが開いた瞬間に決定する」という伝説な
ど、心を許しあった中年男たちが、たいがい同意してしまうそうだ。
http://q.hatena.ne.jp/1406838773#a1234863(20140801 06:17:36)