自力で調べるのが本筋でしょうが、ちょっと面倒なので、お教えいただきたいと思います。
1)最近(~10年程度)で、小中高の教育では、「民主制」とはどういうモノかを教えているのでしょうか。 民主主義と別に民主制があるという説明をしているでしょうか。
2)「民主制」と「民主主義」を教えているとして、「1人の支配である君主制」「少数の支配である貴族制」「多数の支配である民主制」のように教えているのでしょうか。 あるいは「民主主義の理念に従って政治が行われる国家形態を民主制という」のように教えているのでしょうか。
3)自民党の党名は自由民主党です。現在の綱領では「正しい自由主義と民主制の下に、時代に適さぬものを改め、維持すべきものを護り、秩序のなかに進歩を求める」と修正されていますが、この綱領を2010年に決めたときに、今後目指すものは民主制ではないと、党本部は考えたのでしょうか。 https://www.jimin.jp/aboutus/declaration/index.html
方法論としては、多数決よりも「話し合い路線」が最良だと考えている。
だから「秩序」が必要だってワケ。
今回の法案にしても、強行採決が決まっていても、無駄だと分かっていて話し合いをする。
選挙ではなくて話し合いで適切な政治が行われるのが理想だと思っている人の集団が自民党。
と言うよりも、それが日本人の代表的な考え方だと思って欲しい。
多数決ではなくて話し合いの結果を優先する。
野党にしても本音は同じ。
争う姿を国民に見られると人気が落ちる。
彼等が抵抗するのも民主主義云々よりも組織の宣伝のためって側面が強い。
これを守旧派っていう。
そして、こういった実情が日本の民主主義の本音と建て前って言うんだと思う。
多数決の原理は民主主義の根幹だが、話し合いを大切にするポーズだけでも見せておかないと人気が落ちて選挙に差し障りが出る。