コロナの数字(平成3年1月時点)
陽性者数:約25万、重症者数:約3万、死者数:約3000
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000716059.pdf
交通事故の数字(平成2年中の状況)
軽傷事故数:約28万、重傷事故数:約3万、死亡事故数:約2800
https://www.itarda.or.jp/situation_accidents
数字的に見ると、年間、どちらも、累計30万人のように見えます。
1日平均では、約822人となっているようです。
コロナがやってきて、もう1年半も過ぎたのだから、そろそろ
交通事故のように淡々と放送すればいいくないですか?
えー、昨日は渋谷の交差点で追突事故が発生しました。
1名が死亡し、2名が重症しました。
では、次のニュースです。
えー、昨日は新宿のひそひそというバーでクラスタが発生しました。
感染者は2人で、濃厚接触者は10人となっております。
では、次のニュースです。
同じような数字が並んでいる2つ事象。
こうまでに政治姿勢と報道姿勢に違いが出ているのには
なにか理由があるのですか?
交通事故は自動車が発明されたときから、車が存在する限り、避けられません。
世間の人はもう交通事故で亡くなる人には「運が悪い」という感覚を持っています。
それでも、取り締まりを厳しくしたり、技術的な進歩で、以前より大幅に死者は減りました。これから先、交通事故者が大幅に増えるということは、もはや考えられません。
一方、新型コロナは感染力が強いだけでなく、変異株があったり、これからの先行きが未知です。
日本では、ワクチンは今不足気味であると報道されたばかりです。
新型コロナの治療薬というのはまだ開発中で、いつできるのか現在ではだれもわかりませんし、その薬が変異株に対応できるのかもわかりません。
そもそも、新型コロナの発生した原因は解明されていないのです。
都市伝説的な話では、生物兵器として開発していたウィルスが漏れたという恐ろしい説もあります。
これらの状況から、交通事故よりは新型コロナの方が断然恐ろしいから、それなりの報道をしなければならないのだと思います。
交通事故と違うのは、2次感染、3次感染、といった具合に被害が爆発的に増える可能性がある点です。
現在進行形で押さえ込む努力をしてるからこそその程度の被害で済んでいるというだけの話であって、もしこれまでコロナに対して無策だったとすれば今頃は武漢の二の舞、日本全土が阿鼻叫喚の地獄絵図となっていた事でしょう。