私は基本的に小説というものを読みません。
理由は、①表現が回りくどい、②ある程度読んでつまらないと思った作品だと、それまでの時間が無駄に感じる③立ち読みして面白そうなのか全く判断がつかず、買う(借りる)機会がないからです。
例外として、歴史小説・自叙伝・ノンフィクションといった事実に基づくもの(知的好奇心を充たしてくれる)、シドニーシェルダン(表現が簡単、すぐ読める、単純に面白い)は大好きです。
小説が好きな方、嫌いな方はこんな私をどう思いますか?(好きな方は上記①~③の理由についてどう思われますか?)
又、小説を読むことでパーソナリティーに与えるものって何だとおもわれますか?(例えば感情表現が豊になる等)
最後に、「この一冊はお薦め」というのがあれば、是非、ご紹介願います。愚問ですいませんが。
超訳版とかいう、いわゆる意訳したものなんで、読み易いんですよ。内容は熱愛・裏切・復習といったドロドロしたのが多いですよ。
私の場合、全く興味が湧かないというのでなく、小6の時の国語に授業で授業の内容がつまらなかったのだろうと思うのですが、教科書に山脈の絵が書いてあったので、その山脈の絵に目を付け足したりして山脈のモンスターを書いているところを同級生にチクられて教師に怒られた思い出があります。
そんな思い出が、小説嫌いになったのかはわかりませんが、歴史には興味あり好きなジャンルは幕末、戦国時代で、漫画から影響を受けた三国志も興味があります。
現在、自宅の本棚はマンガ本が6割、参考書が3割、小説は1割にも満たないぐらいです。
シドニーシェルダンは初耳なのでもし宜しければどのようなものかご教授いただければ幸いです。
①回りくどい、の件⇒あなたの生活って、すべて合理的ですか?回りくどかったり、うまくいかなかったり、無駄があったりしませんか?割り切れないことだらけじゃないですか?小説も同じですよ、多分。愉快爽快、一刀両断、単純明快な物語でカタルシスを得られるのであれば、そういう本を読むべきでしょう。具体的に何を読んだらいいかは、すみませんが別の方に聞いてください。
②つまらなかったら時間が無駄、の件⇒「時間の無駄を省くこと」に大きなプライオリティを置いてしまう人は、小説を読まない方がいいかも知れませんね。
③立ち読み云々の件⇒立ち読みで面白いか面白くないか判断がつかないから読むのが嫌いというのは後付けの理由ですよ、そりゃ。あなたはもともと他の理由で、小説を読むのが嫌いなんだと思いますよ。
小説を読むことで得られるものは人によってまちまちです。何かを得るために読むのか、娯楽として読むのかも人それぞれです。考えすぎないでやりたいようにやったほうがいいんじゃないですか?小説を読むことは、多分あなたにとって仕事でも何でもないんですから。
独り言ですが、私は、中・高と国語の授業で読む教材に全く興味が湧きませんでしたし、国語のテストも全然できませんでした。あと、本を読む習慣が備わってないという問題なのかなあ。
ここまで言いきれる事自体、すごい人だなあと感激してます。楽しみとしては読んでみえるわけですね。
皆さんのご意見、非常に有益なものとして読まさせて頂いております。
図書館司書です。
A、①仰る通りです。
②確かに時間の無駄です。
③面白そうなのか判断が付かないのは、
貴殿がまだ若いからかもしれません。
(人生がまだ固まっていないかも)
文学を専攻し山程の小説を読みましたが、
ベストオブな「小説」には未だ当たりません。
小説ごときで変わってしまうパーソナリティにも
不安があります。パーソナリティなんて
小説でかわるものでは有りません。多分。
仕事柄、学術書、専門書は読みますが、
それ以外「楽しみで小説を読む」時間は
私にとっても無駄ですね。
知識を吸収するだけの読書と割り切った方が良いと思います。
女の子を口説く時の甘ーい台詞は
「スピードワゴン」のネタで仕入れれば充分です。
小説読まなくても。
私はドラマや映画化されるような話題作しか読まないのでそんなに小説好きではないのですが、横山秀夫さんと東野圭吾さんの作品は好きです。彼らの作品には信念みたいなものがあって最後まで一気に読んでしまいます。文章も巧みですし、登場人物の気持ちが読み手ににリアルに伝わってくるので、涙が流れたり、怒りがこみ上げてきたりします。彼らの小説を読んで人の気持ちを考えることができるようになってきたと思います。人間は複雑なものだということが分かりました。難しい言葉や表現も小説から学んだように思えます。
でも、小説を無理して読むことはないと思うけど、人の感情や言葉を学ぶには最適だと思うし、いろんな環境にいる人がでてくるので、社会勉強にもなると思います。
私も小説は好きではありません。
しかし、歴史小説には興味がありますが、範囲が限られます。
小説よりも歴史参考書の方がどちらかというと好きです。参考書はイイトコ取りのように感じ諸説を読むより、時間を楽しく潰せます。
歴史小説を読むキッカケは漫画からで「墨攻」などを読んでいます。(「墨攻」は個人的には、漫画の方が好きです。)
自分が小説を読まないのは想像力、読解力が乏しいのか解りませんが、小説の面白さが余り感じることが出来ません。しかし、歴史小説は興味のある人物が出てくるのであれば、興味があるので読んでみようかと思います。借り本なら読破することは無い時もあります。
sannoseさんに質問には共感できます。私同様、興味のない事柄には時間を費やしたくないタイプのように感じます。
私は本は好きですね。
物語でも読んでると楽しいですし時間の無駄だとは思ったことはないです。
でもそう思うのならそれでいいのではないでしょうか_?
私は昔から探偵小説が好きです。
物語の世界に入って楽しむような感覚です。
小説、私も最近あまり読みません。もっとも、理由はsannnoseさんと違います。「ちょっと一息つけるようなときに落ち着いて読みたいから」「ほかに読まなきゃならない本や読みたい本が山ほどあるから」というものです。
ご提示の①②についてですが、troubleさんが書かれていることに同感です。
知識系の本だと「つまらないけどこの部分だけは参考になる」ということがあるので、途中で投げ出しにくい。結局、時間的に無駄の多い読書になるわけです。読書につきものの多少の無駄は、ある主の投資と考えてみてはどうでしょうか?
書かれた言葉を丹念に追っていくときの迂回感には、生活のなかで体験させられる「まわりくどい感じ」と同質なものもあります。しかし、対象が「じっくりつきあっていく価値のある言葉」であれば、時間的な損失は問題ではない。そんな言葉と出会えるといいですね。
「架空の他人の体験を言葉でシミュレーションする」という形式自体がまわりくどく思えるときには、小説どころか芝居も劇映画も時間の無駄みたいに思えます。音楽でも、物語性のつよい歌詞はうざったくなります。そういう感覚なら、非常によくわかります。
読書体験によるパーソナリティの変化…「感情表現が豊かになる」というのは、ちょっと違いますね。たしかに、自分や他人の感情を受けとめる力は育つと思います。でも、実際に喋ったり書いたりしてみないと、表現する力には結びつかないでしょう。知識獲得を中心とした読書についても同じようなことがいえると思います。
③については、立ち読みしてもダメなら、身の回りの小説好きな人にたずねてみるのが早道では。私は、長年本を読んできたせいで嗅覚が発達しているのでしょうか、それとも鈍感なだけでしょうか。「時間の無駄だった」という体験は最近ほとんどありません。
おすすめは別の場所にリスト化してあります。名前に聞き覚えのある作家、気になるタイトルなどがあれば、どれでも一冊どうぞ。
ないかと思う普通の小説好きです。
多分、小説というジャンルに期待を抱けるほど感動を味わった経験が薄いのではないかと思います。1回おいしい経験をすると人はもう一度似たような感動を味わいたいとのめり込んでいくものですから。
感銘を受けるような傾向も人それぞれ異なるので、小説というジャンルがその傾向にそわないか、また自分の嗜好に沿うものを探そうとするほど気持ちが盛り上がらないとか。
感銘を受けるという場合、その人自身が抱える問題意識や興味対象とつながっていたりもします。表現媒体としての相性もありますね。漫画の読み方がわからないという人がいて驚いたことがありますが、たしかにある程度読み方の訓練がないと単なる絵の連続で意味がわからない、と。
苦手なものに手を出すよりも今好きなものにのめり込んだほうがいいと思います。
お薦めは……ええと、くどい表現の本しか思いつかない……(汗)
とりあえず読みやすかった中から。
ただ別に誇れることでは無いと思いますし、映画・音楽と同様に趣味の範囲ですから、それで人間性がどうのって言おうとは思いません。
例えば、歴史物(伝記だけでなく、仮想戦記みたいなIF物も含め)は結構読んでいる方ですが、それで歴史の教育に役立つってわけでもなしし、強いて言えば薀蓄を語らせればいくれでも語れるってことぐらでしょうか(笑)
①自分の好きなジャンルで言えばくどいのも好きですが、これも好みの問題で、好きなジャンルでなければくどさが鼻について読書が進まないこともありますし。
あまり読書しない人がそう思ったり、ぶ厚い本に手を出せないのは理解できます。
②作家や書評・あらすじで選んでいるので、あまり経験ないですが、初めて読む作家で駄作に当たった時にそう思ったことがあります。怒りを覚えたことさえありますね。
③私は②と同様および暇な時間(通勤の電車内とか待ち時間など)は、何かしていなければ落ち着かない習性なので、常に読む本がないと駄目なんです。
でも時間の使い方は人それぞれですから、他に確実に楽しめるものがあれば、あえて未知の世界にチャレンジするのは確かにお金と時間の無駄になるかもしれないし・・・。
例えば、面白かった映画があって、その原作を読んでみる、というふうに関連する趣味から広げていくというのはどうでしょうか?
・パーソナリティへの影響
想像(妄想)好きになるってことでしょうか(笑)
まぁ、ある意味、頭でっかちになりがちでもあります。
本当におもしろい本を読むと好奇心が刺激され、興味の幅は広がりますが、そこで止まらずに積極的にいろいろ調べたり行動することによって、知性の面で人間性が豊かになる(かも)。
「百聞は一見にしかず」といいますが、小説で読んだ歴史にちなむ史跡を実際に見に行くことによって、自分の知識にようやく現実味ができたこともありました。
最後に、歴史物は読まれるということですが、奇説・伝説の類や、歴史に「もしも~」という想像をすることはどう思いますでしょうか?
あえて、そのあたりを組み込んた傑作作品をお薦めします。
影武者徳川家康〈上・中・下〉
作者: 隆慶一郎
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 1993/08
メディア: 文庫
ふたり道三〈上・中・下〉
作者: 宮本昌孝
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 2005/09
メディア: 文庫
基本的には小説(広くフィクション)が好きですが、ノンフィクションもよく読みます。ただの、活字中毒という話もありますが……。
で、そんな自分を振り返ってみると、小説を読みふけった時期と、ほとんど読まなかった時期があります。ですから、必要とする時期というのがあるのだと思うのです。もちろん、「必要」の中身は、人それぞれでしょうし、私一人を考えても、変わっています。
ですから、小説を読まないと言いながら、読んでいる貴方に対しては、「読みたい本を読まれているのだから、それでよろしいのでは」と思います。
①~③についての意見を少し。
①表現が回りくどい
同じ本を違う年齢で読んだ経験から、読み手の感性が大きく左右すると思います。ですから、ある作品の文章が回りくどいと感じることがあるのは当然のことと思います。
②ある程度読んでつまらないと思った作品だと、それまでの時間が無駄に感じる
これは同感です。若いころは、「最後まで読まずに評価するのは良くない」などと思っていましたが、今は、時間が最も貴重品と考えて、読むのを止めたりします。
③立ち読みして面白そうなのか全く判断がつかず、買う(借りる)機会がないからです。
私も、いまだに判断をミスします。というか、間違えて当然と思います。なので、間違えてもいいや、途中で止めよう、そんな気持ちでよろしいのでは? ただ、買うときは困りますね。私の場合は、フィクションだけでなく、ノンフィクションでも、買うべきか買わないべきか迷うことが多いです。
小説を読むことでパーソナリティーに与えるものですが、これは、いろいろあると思います。
小説を読むことには、疑似体験の要素があると思うのです。多くの人が経験しない(できない)状況での人間の行動や内面に触れる。
幼少期に小説を読む(あるいは、お話を聞く)。そこで感じるものは一人ひとり違うでしょうが、たとえば、桃太郎で「鬼が可哀想」と感じさせるように語られる話を聞くのと、「鬼は悪」と感じさせるように語られる話を聞くのとでは、聞き手の気持ちが違い、その後の影響も違う気がします。
また、思春期であれば、「自分の迷い」と同じことに苦しむ主人公を描いた作品を読めば、大きく影響を受けるのではないでしょうか。私の実体験で言えば、中学~高校のときに、ヘッセの「デミアン」(そのほか、「シッダールタ」や「知と愛」)に影響を受けたと思います。
もちろん、「楽しみ」としての小説も多数読みました(推理小説好きなので)。こちらは、シャーロック・ホームズに憧れたりはしましたが、パーソナリティに影響を受けたかと言われると……。ただ、アガサ・クリスティの作品などは、どれも楽しいですが(個人的には「検察側の証人」を薦めます。これは、マレーネ・デートリッヒ主演で映画化されていて、2度、楽しめます)。
個人的には、最近、これ、という小説には出会っていないので、申し訳ないのですが戯曲(フィクションということでお許し下さい)を薦めたいと思います。シェイクスピアの戯曲(私は小田島訳で読んでいます)は、それぞれ面白いですよ。好きな役者をキャスティングして、その人の顔と声で、頭の中で演じさせるように読むのは、小説とも一味違った楽しい時間になります(1冊ということであれば「オセロ」ですね)。
本の虫みたいな人より数段優秀とお見受けします。
自分はずっとそう思ってたんですが、たまに小説の存在が気になってたんです・・・
私もたまにミュ―ジカルを観に行きます。
工場の生産管理・・・かなり興味あります。
質問の仕方が下手でしたかね。肝心なところを、ついでのような形でお聞きしたもので。
sannoseさんの質問と関係なかったですが、シドニーシェルダンについてどんなもの内容なのか解りました。
ありがとうございます。