戦争で死ぬ、ということ/島本 慈子 著/岩波新書
先日この本を読みました。
先の戦争の記録を引きながら(著者による相当量の取材も含む)、常に「死」と隣り合わせである「戦争」という状態について様々な側面からよく整理されていて、短いながらなかなか読ませる本でした。
ですが、WEB上のレビューなどを検索してもあまりヒットしないのを少し残念に思っています。
そこで、この本を読んだ方の感想をここで募集いたします。本に対する共感・反論いろいろあるかと思いますがどっちも歓迎です。これから読もうとしている方でも結構です。沢山の回答をお待ちしています。
(ちなみに私は出版社や著者の回し者ではありません)
昔は、是非この本だけは読ませたいと言うので学校や授業で宿題として感想文提出が課せられたものですが、最近は、専制ご自身が本を読まれない時代、朝礼で話題にしたりもされないのでしょうか?
昔は、朝礼ごとに先生らがこれはと思った読後感想や本の内容など話してくれたものですが。。
既読のレビューでしたが、自分の質問に書いておくのを忘れました。
これはこれで取っ掛りとしてありがたい回答です。
是非本を手にとってお読み頂いた後にまた回答下さい。2時間もかからずにすぐに読める本です。
読んでおきたいと思いました。
語り継ぐ人も少なくなってきつつあるのに、いまだに国際問題として取りざたされる事。
母の姉は従軍看護婦として、満州で戦没しています。母が幼児期に亡くなったためか、この頃は話題にのぼらなくなりました。
風化してゆくでしょう。
私の両親は多感な時期に戦争を経験しています。私が子供の頃や大人になってもまだ両親と同居していた頃には、身近にいるものですから特にこの時期になると重い口を開いて戦争体験を語ってくれたものでした。あるいはテレビのニュースを見ながらのひとことふたことにそういうものが滲み出てきたものです。
まだ両親は健在ですが、私が家庭を持って別居している今では家の中でそういう会話が出ることもないわけで、風化の一途を辿っていると言わざるをえません。
そんな自分を奮い立たせるためにこんな質問をしたのかも知れません。
少ないことからも、そう言えますね。
寂しいですね。
今の朝ドラ、けっこう若い人も見ています。
映像媒体で取り上げてもらうのも、
ある意味方法ですが
いい脚本がないと意味ないですしね・・・
私が読んだのではないのですがここにレビューがありました。
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