※ミューザック小説応募

http://q.hatena.ne.jp/1178809895

題名:「歌舞伎町の女王」
    お話はコメント欄です。

(1) 店長の問いの答え
(2) 店員の正確な人数(店長含め)
(3) 主人公は最終的に助かりますが、何に、どのようにして助けられるのかを詳細に。

回答締め切り予定:一週間後ぐらい(すいません、ハッキリ言えないです…)

おどろくべきひねりのなさです。

回答の条件
  • 1人1回まで
  • 登録:2007/05/13 11:45:14
  • 終了:2007/05/17 09:52:46

ベストアンサー

id:lionfan No.4

lionfan回答回数109ベストアンサー獲得回数202007/05/14 01:56:15

ポイント30pt

椎名林檎と「白雪姫」をミックスするとは!

ふつうの小説としても十分に楽しめました。


さて、自分の答えを。


(1) 店長の問いの答え


店長の「まったくあの客!ゆきちゃんに何食わせやがった!?」

の答えですが、白雪姫の設定に従い、しかも意識を失うとすれば、


ゆきちゃんに(白雪姫の)コスチューム・プレイを頼み、

麻薬入りのりんごを食べさせた、というのでいかがでしょうか。



(2) 店員の正確な人数(店長含め)


7人の小人ですから、7人以外にありえません。



(3) 主人公は最終的に助かりますが、何に、どのようにして助けられるのかを詳細に。


これはたいへん悩みましたが、

「息ができないよ。」「サイレンの音?」がヒントになりました。


キスで目覚めるとなれば、人工呼吸しかなく、それをするのは救急隊員でしょう。

ですから、若くハンサムな救急隊員、というのが僕のファイナル・アンサーです。


で、僕の答えが正しいとしてですが、

答えの可能性を絞った、すばらしい問題だと思います。


間違っててもいいや。


たいへん楽しめましたので、300pt、追加で乗っかりました。

ありがとうございました。解説編、期待しております!!


id:threecloudjp

おおお!!

100点満点、わたしの考えとすべて同じです!!

さすがですね…。

我ながらホントわかりにくい問題やなぁ、と反省しきりだったので、ほんとにびっくりしました。

謹んでいるか賞を贈らせていただきます。

参加させていただいて、ありがとうございました。

2007/05/17 01:20:13

その他の回答(9件)

id:TNIOP No.1

TNIOP回答回数2344ベストアンサー獲得回数582007/05/13 19:07:24

ポイント30pt

白雪姫でしょうか。


(1)リンゴ(毒りんご)

(2)合わせて7人(7人のこびと)

(3)たしか物語では家来が仮死状態の白雪姫を殴ったら毒リンゴを吐いて生き返ったとかだったので、この話だと普通に救急隊員が吐き出させたのが自然でしょうか。

状況を似せると、葬儀屋が棺桶を落っことしたらその衝撃で吐き出して生き返ったとかでも良さそうですが、現代が舞台ではちょっと無理がありますね。

id:threecloudjp

ありがとうございます。ピンポンピンポン♪です。

白馬が救急車です。

で、王子様のキスで目覚めるので、一応人工呼吸をさせようかなぁと考えて「息が苦しい、息ができない」というフレーズを入れてみたのですが、最後のほうはどうも練れてなくて…。肝心の締めが適当なのが、自分の文章の悪い癖です。

2007/05/17 01:10:06
id:sayonarasankaku No.2

sayonarasankaku回答回数935ベストアンサー獲得回数642007/05/13 19:18:42

ポイント30pt

あぁー!!

白雪姫ですねー。

性格が違いすぎて、なかなかわかんなかった!


(1) 店長の問いの答え・・・物語では毒林檎でしたけど現代なら違法ドラッグでしょうか。

(2) 店員の正確な人数(店長含め)・・・7人

(3) 主人公は最終的に助かりますが、何に、どのようにして助けられるのかを詳細に。・・・これも物語では王子様のキスでしたが、現代だったら間違いなく「胃洗浄」でしょうね。


夢がない答えでごめんなさい。


あっ、もしかして

毒林檎、林檎だけに「歌舞伎町の女王」では??

id:threecloudjp

おお!「違法ドラッグ」はそのとおりです!!

すごい!!

最初書いていたのを何を血迷ったか消したのですが、書いたままでもよかったなぁ、と後で思いました。やっぱり肝心なところで適当なわたし…


確かに現実的に考えると「胃洗浄」ですよね。

やっぱり「人工呼吸」という発想がわたしの浅学を物語っている気がします…。


林檎だけに「歌舞伎町の女王」…

……そ、そうです、そこに気がついていただけるとは!

さ、さすがですねえ!!


(偶然ってあるもんだなぁ…)

2007/05/17 01:13:55
id:kuro-yo No.3

くろょ回答回数169ベストアンサー獲得回数292007/05/13 22:50:14

ポイント30pt

モチーフは『白雪姫』だというのは間違いないですね。

したがって、店員とは7人の小人達ですから、(2)は7人ですね。

そして、(3)はサイレンの音から考えて救急車が来ているのでしょう。ですから、助けたのは救急隊員でしょう。救急救命措置に於いては、意識の有無、外傷、呼吸、鼓動、などを確かめます。鼓動がない場合は、呼吸もありませんが、鼓動があって呼吸がないのであれば、呼吸器の異常が考えられます。したがって、まず喉に異物による閉塞がないかを確かめます。外傷がなく、喉つまりが確認されたら、例えば上体を下方に向けて背中を強く叩くなど、いくつか知られた方法を用いて、気道につまっているものを吐き出させる事になります。

問題は(1)です。モチーフに従えば林檎ですが、林檎で喉つまりというのは、若い人にはちょっと考えられません。すると次にありそうなのはお餅かその類です。まさか、鼻からスパゲッティを食べたとかじゃないと思うけど…。それよりも、どうやって食べさせたかです。そういう場面のあるアニメやコミック作品があると考えるのがスジですが、あいにく、そういうシーンのあるものを知りません。なので、(1)は答えられません。一応、餅という事にしておきます。

id:threecloudjp

餅(笑)

お正月の風物詩…いやいや、よく聞く事故ですよね。

最初は違法ドラッグということにして、その名前は?という質問にする予定でした。

どう考えてもそちらのほうがいくぶん精度が上がっていたのではないかと反省しております…

それなら「人工呼吸」でもうまくいったのに…

ありがとうございます。


kuro-yoさんのお話はすごくきれいにまとまっていて、書き慣れていらっしゃるなぁ、というのがとてもよく感じられました。

わたしももうちょっとがんばろう…

2007/05/17 01:17:46
id:lionfan No.4

lionfan回答回数109ベストアンサー獲得回数202007/05/14 01:56:15ここでベストアンサー

ポイント30pt

椎名林檎と「白雪姫」をミックスするとは!

ふつうの小説としても十分に楽しめました。


さて、自分の答えを。


(1) 店長の問いの答え


店長の「まったくあの客!ゆきちゃんに何食わせやがった!?」

の答えですが、白雪姫の設定に従い、しかも意識を失うとすれば、


ゆきちゃんに(白雪姫の)コスチューム・プレイを頼み、

麻薬入りのりんごを食べさせた、というのでいかがでしょうか。



(2) 店員の正確な人数(店長含め)


7人の小人ですから、7人以外にありえません。



(3) 主人公は最終的に助かりますが、何に、どのようにして助けられるのかを詳細に。


これはたいへん悩みましたが、

「息ができないよ。」「サイレンの音?」がヒントになりました。


キスで目覚めるとなれば、人工呼吸しかなく、それをするのは救急隊員でしょう。

ですから、若くハンサムな救急隊員、というのが僕のファイナル・アンサーです。


で、僕の答えが正しいとしてですが、

答えの可能性を絞った、すばらしい問題だと思います。


間違っててもいいや。


たいへん楽しめましたので、300pt、追加で乗っかりました。

ありがとうございました。解説編、期待しております!!


id:threecloudjp

おおお!!

100点満点、わたしの考えとすべて同じです!!

さすがですね…。

我ながらホントわかりにくい問題やなぁ、と反省しきりだったので、ほんとにびっくりしました。

謹んでいるか賞を贈らせていただきます。

参加させていただいて、ありがとうございました。

2007/05/17 01:20:13
id:miu2d4r No.5

miu2d4r回答回数93ベストアンサー獲得回数72007/05/14 02:07:21

ポイント30pt

① 一見さんが食わせたのは椎名林檎、じゃなくてりんご。

 

② 店長も含めて7人の中つ国の人たち

 

③ 主人公は、たまたまそこに通りかかった

  隣町のクラブ「パラダイス」のオーナーに

  マウス・トゥー・マウスの人工呼吸を受け、

  息を吹き返し、そのクラブへ移籍するのであった。

  

  後の明菜である・・・・。

 

ゆきちゃん、て名前にしてくれるなんて親切すぎですね(^^;)

id:threecloudjp

お恥ずかしい話なのですが、椎名林檎=りんご、という発想が本人にはまるっきりなかったのです。偶然の産物にびっくりしております。


名前は確かにあまりにもベタやなぁ、とは思ったのですが…ベタなの好きなので。

単なる好みです(笑)

2007/05/17 01:23:58
id:alpinix No.6

あるぴにっくす回答回数615ベストアンサー獲得回数972007/05/14 23:14:38

ポイント30pt

白雪姫かと推察します。ゆきちゃんだし・・・。

その仮説から、

(2) 店員の正確な人数(店長含め)

7人(小人ではなく大人ですが・・・)

 

(1) 店長の問いの答え

白雪姫が食べさせられたのは毒入りりんごでしたが、新宿にふさわしいアイテムなら、クスリ、でしょうか。

りんごは英語でアップル、

アップー 

アップ

アッパー

・・・

でアッパー系のクスリ、(く、苦しい)コカインでしょう。

 

(3) 主人公は最終的に助かりますが、何に、どのようにして助けられるのかを詳細に。

新宿の王子さま、と言って該当するのは有名ホストクラブのナンバーワンホスト。

通りがかりのホストが、中毒症状を起こしているゆきを見つけ、連れ帰ってくれる。

「僕も経験があるから!」

王子の家来として、ホストの取り巻きの女の子が「なーにこんなのひろってきて!」と、水をぶっ掛けたら正気に戻ってめでたしめでたし・・・。

最後にはホスト兄ちゃんとゆきが籍を入れて、継母はその結婚式で仕返しに晒し者にされる(新婦の思い出コーナーみたいなところでさんざんに叩かれる)ことで、ハッピーエンド。

サイレンの音、という言葉があるので助かるのは救急隊員の応急処置? かなとも考えたんですが、それだと通りすがりの王子様にうまく合わないのでホスト、としてみました。

それとももしかして白馬に乗った=白い車=救急車、というミューザックなのかな。

id:threecloudjp

ありがとうございます。

白馬はまさにそういうことです。

確かに、「王子様」というのがどんなもんなのかなぁ、という話なのですが、最初は「医者にしようかなぁ?」と思いつつも、いやそれだと白馬に乗ってないし…と考えた結果、救急隊員にしてみました…やっぱり苦しいかな…

2007/05/17 01:27:50
id:smello No.7

smello回答回数34ベストアンサー獲得回数62007/05/15 01:28:13

ポイント30pt

モチーフは「白雪姫」ですね。


とりあえず、回答をシンプルに。

(1)毒リンゴ(毒入りのお菓子くらいですかね?)

(2)7人の小人(店員)

(3)王子様のキス(救急隊員の人工呼吸)


と、これだけでは面白くないので少し調べてみました。

なんでも、昔のアメリカではリンゴは『夜の女』を示す隠語だったとか。

「なんでもやるのがゆきちゃんの売りなんでしょ?」

ズバリ、ゆきちゃんがリクエストされたのは百合ですねw

で、プレイの最中に口移しで毒を入れられてしまったわけですね~

これが毒リンゴの顛末。

しかしこの場合、相手は変装した継母なんでしょうか・・・


あと、タイトルは椎名林檎ですか。

何気に芸が細かいですね。

id:threecloudjp

>なんでも、昔のアメリカではリンゴは『夜の女』を示す隠語だったとか。


…そ、そうなんですよ!!

いやー、そこにまで言及していただけるとは!!

(すいません、知りませんでした。ごめんなさい)


百合というのは考えていませんでしたが、確かにこれが継母のしわざだったら面白いですね。

2007/05/17 01:32:33
id:bt_buster No.8

bt_buster回答回数48ベストアンサー獲得回数02007/05/15 11:47:11

ポイント30pt

(1) 店長の問いの答え

何を食べさせたのか→リンゴ

(2) 店員の正確な人数(店長含め)

7人

(3) 主人公は最終的に助かりますが、何に、どのようにして助けられるのかを詳細に。

王子様(お客様?)にキスをされ、咽喉に詰まったリンゴがとれて息をふきかえした。

 

白雪姫でしょうか。

id:threecloudjp

そうです。ありがとうございます。

やっぱり林檎の正体についての記述があまりにもぼやけすぎていましたね…

反省しております。

2007/05/17 01:33:27
id:hiko3karasu No.9

hiko3karasu回答回数1058ベストアンサー獲得回数252007/05/15 15:52:44

ポイント30pt

(1)りんご

(2)7人

(3)客の中の白衣を着た若い男(お医者さんプレイでも楽しんでいたのだろうか)が進み出て言った「なにかをのどに詰まらせたようだ掃除機を持ってきて!」

掃除機をゆきの口にあてて、吸い上げるとりんごのかけらが出てきた。

 

後でわかったことだがこの男は大病院の御曹司であり、適切な医学的な対処ができたようだ。

ちなみに御曹司が趣味でりんごの成分を調べたところ砒素が含まれていたようだ。幸いのどに詰まらせたので体内に毒素は入らなかったらしい。

id:threecloudjp

おお。「医者」も出てきましたね。

こうして玉の輿に乗りましたとさ、めでたしめでたし。ということですね。

砒素、はなかったなぁ。風俗でのプレイなので、違法ドラッグを考えていました。(何度も書きますが、違法ドラッグなのは明記すべきだったと反省しております。わかりにくくてすみませんです…)

2007/05/17 01:35:27
id:gomm No.10

gomm回答回数5ベストアンサー獲得回数02007/05/16 01:00:07

ポイント30pt

白雪姫ですね。

グリム版とディズニー版では、設定や結末も違っているみたいですね。

(1) 毒リンゴ これはそのままで良いのかな?

若しくは、麻薬、覚せい剤の類?でしょうか。

(2) 7人 当然、背は低いのですね。

(3) 王子様 歌舞伎町の王子様といえば、どこかのナンバーワンホストではないでしょうか? そのホストのキスで生き返る。

でも現実味に欠けるので、この話はグリム版が元になっているということで。

王子様(医者)の部下(救急隊員)がゆきちゃんを運んでいる途中で重たくなって、やつあたり、ゆきちゃんの腹を殴った拍子にリンゴの破片を吐き出して生き返ります。

id:threecloudjp

腹を殴って(笑)

ゆきちゃんも受難ですね…

「王子様のキス」と「棺桶が傾いた拍子に」というのは、たぶん前者のほうが広く浸透してる筋書きだろうと思ったので、そちらを考えていました。そこもわかりやすく峻別できるようにしなきゃいけなかったなぁ…。

うーん。こうして考えてみると、この話って読者をいたずらに混乱させてばっかりで、まだまだぜんぜんやなぁ…。

2007/05/17 01:38:41
  • id:threecloudjp
    あたしは夜の新宿を歩いていた。
    色とりどりのネオンサイン。街の喧騒。ヒステリックなクラクション。
    排気ガスのにおい。きつい香水のにおい、おっさんのポマードのにおい。
    下水のにおいも漂ってくる。
    すれちがうたび、好奇のまなざしを向けてくる下卑た酔っ払い。
    なんてほこりっぽい空気。
    うっとうしいなぁ。
    あたしはため息をついた。
    キャッチやナンパには慣れている、けれども、この街におけるそれらの数の多さは尋常じゃない。

    あたしは箱入り娘だ。
    うちは結構な金持ちらしく、あたしも見てくれだけは「深窓の令嬢」だ。
    だからこんなにじろじろ見られるんだろう。
    まっすぐ下ろした黒髪、白い肌。完璧なナチュラルメイク。
    スウェード地のワンピースはおろしたてのアイボリー。シンプルだけど、ラインが本当にきれいに出る。
    こんなのが新宿を歩いているのだから、人目を引かないわけがない。
    でも、いいの。
    むしろ狙ってやってることなんだから。
    あたしは家出をした。
    特に悲壮感漂うわけでもなく、あたしはこれからひとりで生きていこうと、至極冷静に、そう思っている。

    ブスのひがみはおそろしい。
    あたしの母親は、あたしに嫉妬するあまり、ついに狂ってしまった。
    なんだかよくわからないが、ものすごくうさんくさい宗教にはまってしまったのだ。
    「あなたはすべて肯定され、褒め称えられるべき存在です」とかいう謳い文句だったかな。
    要するにどんなブスでもそこそこの美人だと言ってくれる宗教らしい。
    小さい頃から、ずいぶんと母親にはいじめられてきた。
    あたしが美人だからだ。
    ほんとうの母さんは、あたしがまだ赤ん坊の頃、病気で死んだ。
    あたしは母さんによく似ている。母さんの若い頃の写真を見るとわかる。
    それが許せなかったんだろうと思う。
    それでも後妻が前妻の子をいじめるなんて、その根性だけでも十分にブスなのに、母親は気の毒なことに顔までブスだった。
    いや、顔がブスだから根性もブスになったのかな。
    まぁいいや。

    母親に止めを刺したのは、その宗教家のひとことだった。
    たまたま居合わせたあたしを見たそいつは
    「おや、娘さんですか!!じつに美しい!!まごうことなき世界一の美人です!!」
    と、ことばを尽くしてあたしを褒め称えた。
    そいつはあたしの手を握り、肩を抱き、ほうっておけばこのままレイプしてくるんじゃないかと思うぐらいの勢いで、あたしに擦り寄ってきた。
    そのときの母の顔ときたら!
    そいつが母と話すところを何度か見たことはあったけれど、間違っても、母にはこんな態度で接してはいなかったと思う。


    「あんたの顔、見たくない」
    母はやつれた顔でつぶやいた。
    「お願い。もう出てって」


    ということで大義名分を得たあたしは、正々堂々と、家出をすることにしたのだった。



    新宿がどんな街かは知っている。
    手っ取り早く食い扶持にありつくには、やっぱり、そういうお仕事がいいと思う。
    だから、あえて目立つようないでたちでうろうろしているのだ。
    さっそく声をかけられた。怪しげな中年の男。

    うちの店で働かない?うん。大変なお仕事だけど、稼げるよ。じゃあ雇ってくれる?

    裏口から案内され、更衣室の粗末なイスに座る。
    すると、店員と思しき五、六人の男たちが出てきた。
    みながあたしの美しさを褒め称える。
    あんなコスプレをさせてみたい、いやいやこういうプレイが似合いだ。
    くちぐちに、あたしに何をさせるかを語り始めた。
    べつになんだってやるよ。
    あたしが言うと、彼らは大喜びした。

    あたしはすぐに、その店のナンバーワンになった。
    本当に、なんだってやったからだ。
    ちょっとだけ意外だったのだけど、いやだと思ったことはなかった。
    あたしはこのお仕事に向いていたのかもしれない、と思った。
    お客の満足そうな顔を見るのはうれしかったし、店員はあたしにとてもよくしてくれた。
    家出少女のあたしは、店長が所有するマンションの一室に住ませてもらっていたのだが
    「家賃?そんなもんいいって、いいって。ゆきちゃんはうちの稼ぎ頭なんだから!」
    と、本当に頓着なさそうに言う。


    あたしはこの生活に満足していた。
    若いうちしかできない仕事だけど、貯金だってかなりの額になってたし、将来のへ不安はそれほど感じていなかった。
    それを暗転させたのは、とある一見さんのリクエスト。
    もちろん最初は断った。なんだか怪しいんだもの。
    けれど、
    「なんでもやるのがゆきちゃんの売りなんでしょ?」
    って挑発されて、なにか間違ったプロ根性がめらめらと燃え上がり、承諾してしまったのだった。

    それからのことは、あまり覚えてない。
    薄れゆく意識の中で、店のみんなが「ゆきちゃん!しっかりして!」と呼んでいるのがわかった。
    でも、どうしようもなかった。
    息ができないよ。息ができなくて苦しいよ…。
    あれはサイレンの音?
    店長が怒鳴り散らす声がかすかに聞こえる。
    「まったくあの客!ゆきちゃんに何食わせやがった!?」
  • id:kuro-yo
    > 回答締め切り予定:一週間後ぐらい

    一週間たったら、質問が自動終了してしまいますよ。

    オープンしない事を保証する最低限の期間だけ宣言すれば十分です。応募条件の三日間で良いと思いますよ。それ以降であれば、無言で締め切っても大丈夫でしょう。
  • id:threecloudjp
    あ、そうでした(笑)
    では、およそ三日後、5月17日AM0:00に締め切りとさせていただきたいと思います。
  • id:threecloudjp

    ありがとうございました。
    初挑戦だったのですが、初心者らしくずさんな文章だったにもかかわらず、良識を働かせてご回答くださった皆様に救われた感じです…。
    ご指摘の通り「白雪姫」をもとにしています。


    >タイトル「歌舞伎町の女王」
    椎名林檎だけに。
    …うそです。実は単なる偶然です…。


    >あたしは夜の新宿を歩いていた。
    >色とりどりのネオンサイン。街の喧騒。ヒステリックなクラクション。
    >排気ガスのにおい。きつい香水のにおい、おっさんのポマードのにおい。
    >下水のにおいも漂ってくる。
    >すれちがうたび、好奇のまなざしを向けてくる下卑た酔っ払い。
    >なんてほこりっぽい空気。
    >うっとうしいなぁ。
    >あたしはため息をついた。
    >キャッチやナンパには慣れている、けれども、この街におけるそれらの数の多さは尋常じゃない。


    原作のイメージをまず覆すことが効果的だろうと思いましたので、清楚で純真な白雪姫のイメージの
    対極を目指した結果、はすっぱで小生意気な、世間ずれしてるイメージの小娘を主人公にしました。


    >あたしは箱入り娘だ。
    >うちは結構な金持ちらしく、あたしも見てくれだけは「深窓の令嬢」だ。
    >だからこんなにじろじろ見られるんだろう。
    >まっすぐ下ろした黒髪、白い肌。完璧なナチュラルメイク。
    >スウェード地のワンピースはおろしたてのアイボリー。シンプルだけど、ラインが本当にきれいに出る。
    >こんなのが新宿を歩いているのだから、人目を引かないわけがない。
    >でも、いいの。
    >むしろ狙ってやってることなんだから。
    >あたしは家出をした。
    >特に悲壮感漂うわけでもなく、あたしはこれからひとりで生きていこうと、至極冷静に、そう思っている。


    …のですが、根っからそういう性格なのではなく本当は育ちのよいお嬢様、というところも
    残しておかないと原作のテイストがまったくなくなってしまうので、少しは残してみました。
    (でもそれを故意に利用しようとしているしたたかさは、原作にはないものですね)
    一応、ワンピースのアイボリーは白に近い色ということで。ヒントのつもりでした。


    >ブスのひがみはおそろしい。
    >あたしの母親は、あたしに嫉妬するあまり、ついに狂ってしまった。
    >なんだかよくわからないが、ものすごくうさんくさい宗教にはまってしまったのだ。
    >「あなたはすべて肯定され、褒め称えられるべき存在です」とかいう謳い文句だったかな。
    >要するにどんなブスでもそこそこの美人だと言ってくれる宗教らしい。
    >小さい頃から、ずいぶんと母親にはいじめられてきた。
    >あたしが美人だからだ。
    >ほんとうの母さんは、あたしがまだ赤ん坊の頃、病気で死んだ。
    >あたしは母さんによく似ている。母さんの若い頃の写真を見るとわかる。
    >それが許せなかったんだろうと思う。
    >それでも後妻が前妻の子をいじめるなんて、その根性だけでも十分にブスなのに、母親は気の毒なことに顔までブスだった。
    >いや、顔がブスだから根性もブスになったのかな。
    >まぁいいや。

    >母親に止めを刺したのは、その宗教家のひとことだった。
    >たまたま居合わせたあたしを見たそいつは
    >「おや、娘さんですか!!じつに美しい!!まごうことなき世界一の美人です!!」
    >と、ことばを尽くしてあたしを褒め称えた。
    >そいつはあたしの手を握り、肩を抱き、ほうっておけばこのままレイプしてくるんじゃないかと思うぐらいの勢いで、あたしに擦り寄ってきた。
    >そのときの母の顔ときたら!
    >そいつが母と話すところを何度か見たことはあったけれど、間違っても、母にはこんな態度で接してはいなかったと思う。


    申し上げるまでもなく、この宗教家が「鏡」です。
    最初は「父親から注がれる愛情の格差」によって継母にいじめられる筋書きにしようと思ったのですが、この童話における「鏡」というのが、どうも金の力に屈しておべんちゃらを言う臣下、使用人、雇われ人のイメージに近いのではないかと思いますし、甘い言葉で現実を直視させないようにしてしまうところも非常に新興宗教くさいなぁと思いましたので「うさんくさい宗教」という設定にしました。
    たいていの怪しげな新興宗教の開祖は煩悩の塊ですから、きれいな女の子を見るとほうっておけません。なんだかんだと理屈をこねて、レイプぐらいしちゃいそうです。



    >「あんたの顔、見たくない」
    >母はやつれた顔でつぶやいた。
    >「お願い。もう出てって」


    >ということで大義名分を得たあたしは、正々堂々と、家出をすることにしたのだった。



    ここも原作によって設定が分かれますが、一応、小さい頃読んだ絵本に沿って、継母に追い出されるというかたちにしました。
    ですがゆきちゃんは白雪姫と違って強い女の子なので、ほんとはゆきちゃんも何かきっかけさえあれば出ていきたかったのです。



    >新宿がどんな街かは知っている。
    >手っ取り早く食い扶持にありつくには、やっぱり、そういうお仕事がいいと思う。
    >だから、あえて目立つようないでたちでうろうろしているのだ。
    >さっそく声をかけられた。怪しげな中年の男。


    >うちの店で働かない?うん。大変なお仕事だけど、稼げるよ。じゃあ雇ってくれる?


    このへんに、悪ぶってはいるものの実際は世間知らずなゆきちゃんの甘さが出てしまっています。
    何やってんの。ゆきちゃん。
    疑いなさいよ。


    >裏口から案内され、更衣室の粗末なイスに座る。
    >すると、店員と思しき五、六人の男たちが出てきた。
    >みながあたしの美しさを褒め称える。
    >あんなコスプレをさせてみたい、いやいやこういうプレイが似合いだ。
    >くちぐちに、あたしに何をさせるかを語り始めた。
    >べつになんだってやるよ。
    >あたしが言うと、彼らは大喜びした。



    >あたしはすぐに、その店のナンバーワンになった。
    >本当に、なんだってやったからだ。
    >ちょっとだけ意外だったのだけど、いやだと思ったことはなかった。
    >あたしはこのお仕事に向いていたのかもしれない、と思った。
    >お客の満足そうな顔を見るのはうれしかったし、店員はあたしにとてもよくしてくれた。
    >家出少女のあたしは、店長が所有するマンションの一室に住ませてもらっていたのだが
    >「家賃?そんなもんいいって、いいって。ゆきちゃんはうちの稼ぎ頭なんだから!」
    >と、本当に頓着なさそうに言う。


    当初は、この男たちにだまされて監禁され、囲われることにしようと思ってました。
    が、どこかで読んだ「本当は残酷なグリム童話」的な本で同様の解説を読んだ記憶があったので、それだとミューザックにならないかもしれない、と考え、やめました。
    そもそもそんな話にしたって、書くほうも読むほうもいややし…。
    家事をやってほしい!という小人たちの無邪気な要求に快く応える白雪姫、のイメージです。
    ゆきちゃんはいろんな意味で器が違うので、ナンバーワンになるのも簡単です。

    実際、森の中を美貌のうら若き女性がひとりで歩いていて無事で済むわけがないのに、たまたま拾ってくれた小人たちが類まれなる善人たちだったというのは、白雪姫はものすごい強運の持ち主だと思います。
    ので、ゆきちゃんもその強運を受け継いでいます。
    普通はこんなハートウォーミングな展開にはならんでしょうし…


    >あたしはこの生活に満足していた。
    >若いうちしかできない仕事だけど、貯金だってかなりの額になってたし、将来のへ不安はそれほど感じていなかった。
    >それを暗転させたのは、とある一見さんのリクエスト。
    >もちろん最初は断った。なんだか怪しいんだもの。
    >けれど、
    >「なんでもやるのがゆきちゃんの売りなんでしょ?」
    >って挑発されて、なにか間違ったプロ根性がめらめらと燃え上がり、承諾してしまったのだった。


    ここがキモなのに、ものっそい手を抜いてしまった感が…。ああ。
    一見さんのリクエストとは、違法ドラッグを使ってのプレイです。
    「違法ドラッグ」ぐらいはちゃんと明記しようよ、わたし…。わかりにくいなぁ…。


    林檎を持ってくる「魔女」あるいは「老婆」のモチーフは悩みました。
    しかし、現代社会における「魔女」とは、なにも特別な存在ではないのではないか、と。
    こうして日常的に接する名も知らぬ他人、隣人こそが、何よりの救いとなることもあれば脅威となることもある。
    それが現代社会なのではないか、なんて。


    >それからのことは、あまり覚えてない。
    >薄れゆく意識の中で、店のみんなが「ゆきちゃん!しっかりして!」と呼んでいるのがわかった。
    >でも、どうしようもなかった。
    >息ができないよ。息ができなくて苦しいよ…。


    「人工呼吸」を導くためのヒント、のつもりです。
    (苦しい上に安易…)


    >あれはサイレンの音?


    「救急車」を導くためのヒントです。


    >店長が怒鳴り散らす声がかすかに聞こえる。
    >「まったくあの客!ゆきちゃんに何食わせやがった!?」


    上で「違法ドラッグ」を明記していれば、ここは救急隊員が
    「ドラッグの名前はわかりますか?」と質問する、とかなんとか、そういうシーンになったと思います。


    「白馬に乗った王子様」ですが、
    「白い馬」→「白い乗り物」→「白い車」→「王子だからカッコよくオープンカー?」→「白いオープンカーに乗ったボンボン」→「命を助けるボンボン」→「金持ちの医者」というふうに考えていたのですが、その場に都合よく白いオープンカーに乗ったボンボンの医者が居合わせるにはどうすればよいのだろう、それを伏線を使って現すとあまりにも白雪姫っぽくなりすぎるなぁ、と悩んだ結果、もうちょっと現実的に、救急車に乗った救急隊員、にしました。
  • id:lionfan
    threecloudjp様、いるか&良問、ありがとうございました。
    smelloさんと同じ回答だったので、こちらがいるかをいただいてしまったことはちょっと申し訳ないと思ってます。
    ただ、smelloさんと同じ回答だったことは、すごく安心しました。
    smelloさんは「これ何が入っているの?」のパーフェクト回答者でもありますので。

    この小説は、そのまま話としても面白いところとか、
    ちょっとしたユーモア(なにか間違ったプロ根性がめらめらと)とか、
    興味を惹くようなシチュエーションがあって、単純に小説としても面白かったです。

    また問題としても、現実的な答えは救急隊員であろうなあ、と思うのですが、
    伏線から、その1つにきれいに絞りきれるのも良いと思います。

    というわけで、たいへん楽しみました。

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