B美のところにF吉とD菜が来た。
F吉「僕も新しいパズルを作ってみたよー」
D菜「この前のデートから思いついたみたい」
B美はF吉から紙を受け取った。
その紙には「さんざんな一日」と題された小説が書かれていた。
(※注 小説本体はコメント欄)
B美は小説を最後まで読むと尋ねた。
B美「この後、バーで主人公に何があったかを当てろ、ってことね?」
F吉「そう!」
D菜は楽しそうに付け加えた。
D菜「ついでにジャンル名も命名してくれない?」
B美はしばらく考えた。
B美「適切なジャンル名をつけるほうが難問ね・・・。
まあ、『順序小説』でどうかしら?」
(オープンは6月19日・23:00以降)
これは確かに最低最悪かもしれませんね…
この後は、
ゲイバーに着いた僕らは、ドリンクをオーダし、一息着いた。
薄暗い照明に目が慣れると、そこには初めて見る世界が広がっている。
「ゲイと言っても、いろんな人がいるのね」と彼女は言った。
確かに、女性としか思えないような人も居るが、一方で、
「ほら、あの人さぁ…」彼女の目線の先の人なんて、僕そっくりだった。
「僕が女装したら、あんな感じになるのかな」僕は面白がって、その人を呼ぶ。
彼女が「こんにちは」と挨拶し、その人も笑顔を返した。次に僕の方を見て…
「お、オヤジ?!」
父親の仕事が、夜勤だとは知っていたが、まさかこんな形で知る事になるなんて…
横では彼女が固まっているし、本当に最悪最近な一日だったよ。
こんな感じでしょうか。
順序小説という事で、地震→雷→火事→(親父)という順序だったのですね!
地震・雷・火事・親父でしょうか。
明け方、かなり大きな地震があり、目が覚めてしまった。
地震
激しい雷雨となった。
雷
仕方なくパニック映画(豪華客船が燃えるってやつ)を観たのだが、
火事
ゲイバーに「僕」の父親(親父)がいた。
caramelribbon様、OKです。それで正解です。
今回は正解者が多そうですね。
さんざんなことを起こった順に書くと、
早朝の「地震」
植物園での「雷」
映画は「火事」
ですから、最後は「親父」
ゲイバーで、彼か彼女のお父さんにバッタリ会ってしまったのでしょう。
それも客としてではなく、アルバイトでカウンターの中にいたりしたら、かなりショックですね。
EMYL様、OK、これで完全な正解です。
こちらの想定は「アルバイトでカウンターの中にいた」です。
すんなりとした流れだと 彼女が ゲイだった・・・
ぐらいでしょうねぇ。
ま、地震、雷、火事、オヤジ(ゲイ)
ということでしょうか。
taknt様、ありがとうございます。
「彼女がゲイだった」という説はすごい!! 思いついていればそちらを正解にしたかもです!!
(ただ、その場合は「彼女」という記述がウソになってしまうので、そこをぼかして書いたと思います)
店のドアを開けて入ると、中は雑誌で見たよりもこじんまりとした感じだった。
ちょっと薄暗い店内の4台あるテーブル席は既に先客で一杯で賑やかだった。
「思ったより繁盛しているのね」
「そうだな、雑誌で見て来てみたって感じの客が多いのかな?」と僕は言った。
僕らは仕方なく空いているカウンター席に並んで座った。
一番奥のテーブル席で客の相手をしていた中年の店員が、僕らが席に着いたのに気づき、しゃがれた声でその客との会話を続けながらカウンターの中に入ってきた。
「いらっしゃーい、あらお客さん、うちには初めてかしら...」
と、こちらを向いて切り出したしゃがれ声がだんだん小さくゆっくりになっていき、ついには最後の「ら」の口の形で表情が固まってしまった。
その間、僕はそのしゃがれ声の主の化粧でうっすら赤らんだ顔に釘付けになっていた。
「親父...何してるんだこんなところで」
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ということで、答えは「地震・雷・火事・親父」ですね。
「順序」ということであれば、このお話では怖さの序列は「降順」なのでしょうかね?
bonne様、ありがとうございます。
怖さの序列までは考えていませんでした・・・。
「地震・雷・火事・親父」の順ということでした。
で、小説風の回答ありがとうございます。すごくうまいですね!!
ゲイバーに入る。僕は初めてだったけど、彼女はそうでもないようだった。
その理由はすぐに分かった。
ここは、彼女の父親が経営するゲイバーだった。
彼女の父親が、お店を経営しているのは知っていた。
しかし、まさかその店がゲイバーだったとは思いもよらなかった。
「わたしのお父さん、実はゲイなの」と、彼女は言った。
僕は目の前が真っ暗になるのを感じた。
そして、台風のような嵐の出来事が始まったのだった……。
ゲイバーに入る。カウンター席へ案内される。
そして、店員が注文を取りに来た。
「じゃあ……」と、僕は言いながら店員を見た。
そこで僕は固まってしまった。そして「親父……」と、思わず声を漏らしてしまった。
親父も、息子にこのような姿を見られ、非常に戸惑っていた。
僕もそれは同じだった。そして、彼女も。
結局、ゲイバーでは彼女と一言も交わすことは無かった。
そして、店を出た後、別れを告げられた。
僕の心の中は、台風のように荒れ狂っていた。
ということで、地震・雷・火事・オヤジということですよね。
ただ、どちらの親父かという判断が出来なかったので、両方のバージョンを考えてみました。
文中に出てくるように、「親父(オヤジ)」というのは、本来は「おおやまじ(大山風)」という正式名称があり、これは「台風」のことを指しているんですよね。
http://oyajinokai.kir.jp/tubuyaki/200303.html (こちらの下の方に書いてあります)
なので、本当は「地震・雷・火事・台風」ということを考慮して、「台風」という言葉を使ってみました。
kumaimizuki様、ありがとうございます。
本来は親父(ではないというのは、事前にGoogleで検索して知ってはいたのですが、
まあ普通の人は知らないであろうということでGOサインを出してしまいました。
これは確かに最低最悪かもしれませんね…
この後は、
ゲイバーに着いた僕らは、ドリンクをオーダし、一息着いた。
薄暗い照明に目が慣れると、そこには初めて見る世界が広がっている。
「ゲイと言っても、いろんな人がいるのね」と彼女は言った。
確かに、女性としか思えないような人も居るが、一方で、
「ほら、あの人さぁ…」彼女の目線の先の人なんて、僕そっくりだった。
「僕が女装したら、あんな感じになるのかな」僕は面白がって、その人を呼ぶ。
彼女が「こんにちは」と挨拶し、その人も笑顔を返した。次に僕の方を見て…
「お、オヤジ?!」
父親の仕事が、夜勤だとは知っていたが、まさかこんな形で知る事になるなんて…
横では彼女が固まっているし、本当に最悪最近な一日だったよ。
こんな感じでしょうか。
順序小説という事で、地震→雷→火事→(親父)という順序だったのですね!
enc様、そのとおりです。ありがとうございます!!
>>「ほら、あの人さぁ…」彼女の目線の先の人なんて、僕そっくりだった。
っていうのが、設定も生かしててうまいですね。
お邪魔します。
だいたい「アキちゃんの好きな動物」も「いちごの数」も解らないのに、この問題が私に解けるはずがないのですが・・・
でも、超悔しいので、挑戦してみました。
タイトルが「さんざん」とあるので「3+3」で6文節目が怪しいと思いました。「豪華客船が燃えるってやつ」ってわざわざ断っているところもくさいです。
結果、ゲイバーの厨房か何かから火災が起きて、彼女を見捨てて逃げ出したのではないでしょうか??
ちなみに、私はゲイバーで使用済みおしぼりを投げつけられたり、なみなみと焼酎お茶割りが入ったグラスをスラックスにこぼされたりしましたが、火災はないですさかい。
nicedayhiro様、果敢な挑戦、ありがとうございます。
行ったことあるんですか!! こちらも一回くらい、行ってみたいんですよ。
まず最初の不運。
ひさしぶりに彼女とデートだから、ゆっくり寝よう、と思っていたのに、
明け方、かなり大きな地震があり、目が覚めてしまった。
いちばん震度の大きな地域では、震度5強までいったらしく、
つい地震速報のテレビに見入ってたら、いつの間にか朝。寝不足だ。
昼ごろ駅前で彼女と落ち合い、軽くランチ。
それから電車に1時間ほど揺られ、
2時ごろ彼女が楽しみにしていた植物園に到着したんだけど、
天気予報では晴れのはずだったのに、なぜか土砂降り。激しい雷雨となった。
傘なんて持ってなかったし、たとえあっても役に立たないほどの雨だった。
仕方なく予定を変更し、町に戻った。
もう夕方だったので、映画館に行くことになった。
ところが彼女の好きな恋愛物も、僕の好きなミステリーもやっていなかった。
仕方なくパニック映画(豪華客船が燃えるってやつ)を観たのだが、
これが愚にもつかない駄作で、僕も彼女もぐっすり眠ってしまった。
ということで、
最初に来た災難が「地震」
次が「雷」
3番目が「燃える」=「火事」
ということなので、これはこわいものをたとえた諺である「地震雷火事親父」
のことだと思います。
よって、さんざんな一日の最後に来る「災難」は「親父」だと思います。
ゲイバーのお客さんの中に「親父」が居たくらいでは面白くないので、
男性の父親がゲイバーで働いていた。
(実は父親はゲイということが発覚した。男性はその日、父親がゲイであることを初めて知ってしまう。)
そしてそれを彼女にも知られてしまった。
というオチでしょうか。
(でもそのくらいじゃ今時驚かないかなぁ・・・)
toku4sr4agent様、ありがとうございます。
で、こちらの想定通りでした。おめでとうございます。
地震・雷・火事とくれば・・・
親父ですが、さてどんな演出でしょうか(^^)
ゲイバーで彼女と楽しく飲んでいたらお父さんがやってきた。
様子を見ていると重いもしなかった父親の側面を垣間見ることになる!
しかも、彼女は父親とは面識があり、それ以後黙ってしまう・・・・
こんな感じかな?
arther_dog様、まあまあ正解です。
ありがとうございます。
元となっている順序は地震、雷、火事、親父ですね。
地震は明らかに書かれていますし、雷雨と豪華客船が燃えていますし。
なので、順序的には親父さんが出てくるはずなので、ゲイバーでゲイとして勤務している親父さんを見た、というのがこの後に起きた今日の最後で最低の出来事ではないでしょうか。
sylphid666様、そのとおり!!
ゲイバーで俺の父親が働いていたのだ。
副業でバイトを始めたとは聞いていたが、
それがここだったとは……
それだけならよかったのだが、お相手に父親を割り当てられ、
混乱してうまくかわす文句を思いつかないままに
父親に接待を受ける羽目になったのだ。
lilybells様、はい、正解です。
(前の回答者のおかげでちょっとテンションが下がり気味)
これは面白い形の推理物ですね。 初回答させていただきます。
小説内で言われている「ひどいこと」に関わっているものを順番に抜き出していくと次のようになります。
1、かなり大きな地震があり…
2、なぜか土砂降り。激しい雷雨となった。
3、仕方なくパニック映画(豪華客船が燃えるってやつ)を観た
もっとわかりやすくまとめれば、1「地震」 2「雷」 3「火事」が関わっている順番で災難が起こっているといえます。
となれば最後の災難はおのずと判りますよね?そう、ずばり「親父(おやじ)」が出てくるに違いありません。
『ゲイバーに行った先で、ばったり父親に出くわしてしまった…』
というのが最後の災難だったと思います。
まぁ、客としていたのか店員としていたのかはわかりませんが、どっちにしても最低の出来事だったには違いないでしょう;
goraeru様、そうです、そのとおり!!
ありがとうございます。
順序ということは、
地震・雷・火事・親父
となるのでしょう。
最後で最低な出来事とは、
ゲイバーのマスターが彼女の親父さんだったとか?
kuma00様、ありがとうございます。
こちらの想定では「主人公の」父親でしたが、
これは絞りきれないと思いますので、こちらも正解にいたします。
自分の父親が働いてたんではないですかね?
(地震雷火事親父)
mujinamujina様、簡潔にして十分な答え、ありがとうございます。そのとおりです。
enc様、そのとおりです。ありがとうございます!!
>>「ほら、あの人さぁ…」彼女の目線の先の人なんて、僕そっくりだった。
っていうのが、設定も生かしててうまいですね。