「今日をちょっと楽しく、ちょっと特別にすることって何だろう?家で過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、SEASONバージョン。季節をもっと楽しみ、もっと彩り豊かな日々を愛したい!四季の歳時記や衣食住のこと、季節のしつらいや植物たち、日本文化や外国文化、新しいシーズンライフ…ここでいろいろ語らっていきませんか?毎回3つのテーマに沿って、あなたの日々の中にある季節の暮らしのサプリ、そのサプリにこめた思いや願い、由来などとともにメッセージ下さいね!
#008 THEME:「桃の節句に」「閏年2月29日に」「ホットドリンク」
サプリ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080227
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※今回の「いわし」ご投稿は3月3日(月)正午で終了とさせて頂きます。
知っているようで実は知らない日本の伝統ってたくさんありますが、白酒とは何かなんて、今の今まで知りませんでした。白酒のそもそもは、子供のための雛祭りに飲むものというより、本来の季節の節目としての節句にあたって、大人が長寿を祈願して飲むものだったというわけですね。ひとつ賢くなりました。
菊の節句に菊酒を飲むのと同じことが、春にも桃の花の酒で行われていたんですね。それが途中で白酒に変わって、その後ひな祭りとごっちゃになって今に至っているってわけですか。
そういえばお酒売り場に、日本酒のような小瓶に入った白酒が売っていますね。あれが本来の白酒に近いのかな。私はもう大人ですから、今年からあれを買ってきて飲みましょう。お雛様にも同じのをお供え。これで本当に右大臣もほんのり赤いお顔になります。えへ。
白酒には長寿を願う意味があるんですね。
それなら、父や母に飲んでもらわなければです。
アルコールの入った本物の白酒を買ってこようと思います。
そして雛祭りの日の夕食にそれを出そうと思います。
本当の白酒は大人の飲み物だったということ。いいことを教えてもらいました。
雛祭りなんて男には縁がないと思っていましたが、季節の節目の行事としての節句はジェンダーフリーですね(笑)。明晩は長寿を願って白酒で一杯やってみようと思います。帰りに買ってこよう。
白酒を進めてみようかと思います。母より父がかなり高齢なので・・・めざせ白寿!ということで、長寿を祈願に白酒を明日(もう今日?)は準備しようと思います。
そんな願いがこめられているとは、
初めて知りました。
長寿の願いとともに
両親に勧めてみようと思います
両親の長寿は一番の願いですから、ぜひ今夜は白酒を飲んでもらいたいと思います。そして息子は早々に退散して、夫婦の夜を楽しんでもらいましょう。きっと20年くらいは若返ってくれるでしょう。
よく甘酒と混同されますが、桃の節句に飲まれるお酒は、桃が百に通じるところから、百歳までの長寿を願って大人たちが桃の花を酒に浸した桃花酒を飲んだことに由来しています。したがってその後に登場した白酒も大人の飲み物でした。蒸した餅米に味醂を加えたり、米麹と焼酎を混ぜるなどして仕込んで作られます。当然それなりのアルコールを含みますから、これは子供の飲み物ではありません。お雛様にお供えをするのは、雛人形の皆さんは大人だからですね。
サトウハチロー作詞の「うれしいひなまつり」にも、三番に「すこし白酒召されたか、赤いお顔の右大臣」という歌詞が出てきます。甘酒ではこうはなりません。
子供には甘酒を振る舞い、そして本物の白酒が飲めるまでに成長することを願う。それが雛祭りの白酒代わりの甘酒の本義でないかと思います。