THEME:「窓」「貝殻」「テーブルマナー」+「言い伝え&おまじない」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。毎回のテーマに沿って、イエと暮らしに幸運を呼ぶコト、ハッピーにするコトを思いとともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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※質問は8月11日(月)正午で終了させて頂きます。
食のマナーって、たいていの場合、儀式的なものか、身の安全を守るためか、食べ物をより美味しく味わうコツかの、いずれかの目的から発祥してるんですよね。
この中の、特に料理を美味しく味わうコツとして発展してきたマナー・作法をよく知って、それにかなった料理を作っていく、盛りつけていく、もてなしていくというやり方。そこにこだわっていくお母様はすごいと思います。そしてそれを受け継いでいくTinkerBellさんもすごいです。
以前、今は亡き料理研究家、土井勝先生のビデオを大量にお借りして拝見させていただいたことがありますが、この先生の料理指導が、まさにそういうタイプだったんじゃないかなあと思います。
けっして和食の作法などを口うるさくおっしゃる方ではありませんでしたが、その料理姿勢は、和食の作法の伝統をしっかりと見極め、その理に叶った食べ方が自然に出来ていくような料理に仕上げて行く。そんなことを重視されていたように思います。
確かにそうですね。もてなしじょうずのお洒落な友人と、レストランに行ったとき、野菜のサイズが大きくて、彼女は、レタスは口に入りやすく切らなきゃね(*^-^*)Vと言っていて、そうなんだよなぁと思いました。
おもてなしの方法は、一つの道、茶道などにも通じる心があると思います。
料理の多きさなどにも気配りしなくっちゃ^^
食べるときは・・私は好きなものから食べちゃう派です
あんまり味の濃さとか気にしたことないですねぇ
フランス料理やイタリア料理、中華や韓国料理にも、コース料理がありますね。以前、家庭的なフランス料理でその街では密かに有名なお店につれていってもらったことがあるのですが、このツリーを読んでいてそのお店を思い出しました。
一般的なフランス料理のコースの順番は、次の通り。
1.オードブル
2.スープ
3.魚料理(ポワソン Poisson)
(ソルベやグラニテで口直し)
4.肉料理(ヴィアンドゥ Viande)
(ソルベやグラニテで口直し)
5.チーズ
6.デザート
そのお店でも大体1のオードブルから始まり、5のチーズは出たりでなかったりで、ラストにデザートなのですが、出される料理が適度な温度で出てくるのです。
夏なら冷たいオードブルから始まって、冷たいスープ、魚料理に入る前にちょっと温かいお口直しが出るんです。メイン料理の前に、食べる人のお腹の中を冷たい状態から徐々に温かくしてくれるんですよ。メインの後にお口直しにチーズ類が出るのも、冷たいデザート前にお腹の一休み時間を作ってくれているんです。
逆に冬に行くとオードブルから温かい品が、冷めないうちに出てきます。スープは大概、平皿で冷めやすい器で出されるのですが、冬に行くとそのお店は、平皿というよりはポット型やグラタン皿のような厚めの器で出されます。
また、一般的にはナイフやフォークは各順に並んでいる物を外側から使っていくtのがフランス料理のマナーですが、そのお店ではお箸やフォーク・ナイフの洋食用かくらいしか分けてないのです。
そのお店に連れて行ってくれた人の話では、そこの店主は気兼ねなくフランス料理を堪能してもらいたいということで有名なんだそうです。上記の季節の違いだけでなく、常連のお客さんになると、ボーイさんからシェフにお客さんの顔色などを伝え、お客の体調も聞いてくれるとか・・・。そこまで考えてくれるお店だからこそ、常連客が絶えないのだろうという話です。
こういった料理に対する気配りは、やはり食べる側の人への思いやりから生まれると思うのですよね。マナーは食文化として守ることも大切だけど、形式にこだわる事が全てではないなと思いました。
うちの母は、特に和食の作法を大切に考える人です。
食べる立場としては自由に食べていいけれど、
作る立場になったら一応基本的な作法を知っておかないと困るのよと、
小さいころから聞かされていました。
たとえば天ぷらを揚げます。
色々な材料を揚げていきます。
さて、どんな順番で盛りつけていったらいいでしょう。
答えは、味のしっかりした物を奥の方に、手前にくるに従って淡泊な味の物を並べていく、です。
和食は天ぷらやお刺身など、複数の素材が盛り合わせになることがありますが、
そういうお皿の場合、淡泊な味の物から食べていくという一種の決まり事があるんです。
ですから、作る側としてもそういう作法を知って、
食べるお勧め順に取りやすく並べて盛っていくことが、
おいしく、そしてきれいにスマートに食べていただくための心づかいということになるんです。
そのほか和食にもいくつかのタブーがあります。
特に和食は元々は一人一人の個別のお膳に乗せて供された物ですから、
一つのテーブルをみんなで囲んで食べるような時には、
そういうタブーに引っかかるような動作が起こりやすくなります。
そういう動作が出来るだけ起こりにくい配膳が工夫できたら、作り手として一人前。
それがうちの母の考えです。
家事としてそこまで考えていると面倒で嫌になってしまいますが、
趣味の知識として作法を憶えながらそれを応用していくと考えると楽しいよと言っています。
私も最近ちょっとずつそんなことがわかってきました。
食べる人としてではなく、作る人としての作法の知識、大切です。