DNAは、アデニン(A)、グアニン(G)、チミン(T)、シトシン(C)の4つの塩基の配列によって遺伝情報を伝えている。その際、これらの塩基は3つずつひと塊となってコドン(あるいはトリプレット)を形成し、4x4x4の64通りの組み合わせによって、20種類のアミノ酸を表現するといいます。

しかし、この20種類のアミノ酸の中、ヒトの場合、9種類の必須アミノ酸は、自分では合成できないそうです。だから穀物や豆類や、その他の食品から取り込むしかない。

質問は
1) DNAの4つの塩基の組み合わせとしては、9つの必須アミノ酸を表現できるのに、どうして合成はできないのでしょうか。
2) DNA情報としては、必須アミノ酸の指示を出しているのですか。そして、それを細胞内でタンパク質に合成するときに、必須アミノ酸を血管あるいはリンパ管から補給を受けて、組み合わせるのでしょうか。
3) 必須アミノ酸は、植物では作れるのに、動物では作れない理由は何ですか。
4)動物、たとえば乳から、取り込む必須アミノ酸は、その動物が植物を食べることによって吸収したものでしょうか。


人力検索とイワシの両方で、議論を展開してください。( はてなの新しい使い方かな? )

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回答3件)

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記憶違いがなければ… lqdf2009/02/23 15:40:24ポイント2pt

1)DNAに存在する情報は、どのアミノ酸をどの順で並べるか、だけです。活版印刷における原稿のようなもので、活字を用意するのは管轄外です。

2)そうです。自分で合成するかどうかは別として、必須アミノ酸は必須です。

3)生物においては、遺伝情報の狂い(変異)が生じることがよくあります。生きるのに必須な酵素を失うような致命的な変異であれば、その生物は子孫を残せず絶えてしまいます。/原始的な生物は、全ての必須アミノ酸を作る酵素を一揃い持っています。変異によってそのうちのどれかを失えば、その生物は死んでしまうでしょう。/しかし、他の生物を食べることによって、その生物の持っていたアミノ酸を自分のものにする機能を備えた生物は、一部の必須アミノ酸を自分で作れなくなっても生きられます。/というような成り行きの結果です。

4)だいたいそうだと思います(曖昧でスミマセン^^;)。ウシの必須アミノ酸がわかりませんでしたが、動物によって、必須アミノ酸の種類が多少違います。

酵素って大事なんですね ShinRai2009/02/23 16:13:13

これまで考えたこともなかったです。


Wikiより

生体を機関に例えるならば、核酸塩基配列が表すゲノムが設計図に相当するのに対して、生体内における酵素は組み立て工具に相当する。酵素の特徴である作用する物質(基質)をえり好みする性質(基質特異性)と目的の反応だけを進行させる性質(反応選択性)などによって、生命維持に必要なさまざまな化学変化を起こさせる

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