無理やりからだを動かすしかない。
からだと言っても、全身の必要は無い。
歌を歌うのもよし。
走るのもよし。
その辺の片付けをするもよし。
ええい、踊ってしまえ。
からだを動かしていると、からだは動くのだ、と脳が勘違いをする。そうすれば、やる気がみなぎっていてからだも軽いという、理想的な状態になる。
ちょっと前に読んで、面白いなと思った本を紹介します。
『海馬―脳は疲れない』
これによると、やる気が起こらなくてもとにかくやり始めることで、やる気を起こす脳の側坐核(そくざかく)という神経細胞が刺激を受け、次第にやる気が出てくるのだそうです。
「やる気」を生み出す脳の場所があるんですよ。側座核(そくざかく)と言いまして、脳のほぼ真ん中に左右ひとつずつある。
(途中略)
ところが、側座核の神経細胞はやっかいなことに、なかなか活動してくれないのです。どうすれば活動をはじめるかというと、ある程度の刺激が来た時だけです。つまり、「刺激が与えられるとさらに活動してくれる」ということでして。
やる気がない場合でもやりはじめるしかない、ということなんですね。そのかわり、一度はじめると、やっているうちに側座核が自己興奮してきて、集中力が高まって気分が乗ってくる。だから「やる気がないなあと思っても、実際にやりはじめてみるしかない」のです。
やりはじめる前に、やる気がないのは当然なのですか?はい。やっていないから、やる気が出なくて当たり前です。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/invest/column/2008/blog_2008-01-20.html
やる気がない場合でも、まず何かやってみる。ということらしいです。
針で足を刺すというのは冗談で体をつねってみてはどうかしら?