最後の質問だけをとりあげて答えます。
一般的には大学のほうが職を得やすいとされてきましたが、
専門学校でも体力と才能と情熱があれば専門的で人に尊敬される職を得られます。
どちらにしても、学問の場に入れただけで安心してバイトだコンパだと
だらだら過ごしてはダメです。
大学にせっかく入っても、大学図書館に一度も足をふみいれないような人、
過去の論文をどれ一報たりとも興味ぶかく読めないような人は
情熱がないので自分の専門分野に自信がもてず、専門職には就職しにくいし、
それなら専門から一般的な小売り職ででもがんばれば、ということになるとおもいます。
適職という言葉に惑わされず、人間は一生学問をできるし、一生方向転換(転職)もできる、
そういう前提で考えると、
学問の入り口が文部省の区分でどちらかということにはあまり区別がないはず。
ですが、最近少子化でへんな学校が増えてきました。
お金儲けのためだけに気軽に設立しやすいのは専門学校ですし、専門学校の基準さえ満たさない私塾も??専門??学校のような形で命名する場合もあります。
田中真紀子大臣が「大学」をつぶそうとして猛反発をくらった事件がありました、
専門学校は補助金なく倒産して、卒業まで授業をつづけられず学生を放り出した専門学校もあります。
全員が、専門学校を中途終了という学歴をつけられてしまいました。
良く見て考えて自分の数年間をあずける先をきめてください。
公益財団法人 大学基準協会 - 評価事業/大学評価/公表方法・評価結果/2012(平成24)年度「大学評価」の結果について
一部の大手私立大学・公立大学が基準を満たしているかの評価をしている機関(評価手数料を払っていない大学は名前がありません)
宮崎大学キャンパスニュース 2008年4月号 学内ニュース4