感じ、つまり体感を言うなら逆です。
同じ年収でも地方の方が高く感じる、つまり、東京で1千万は地方で1300万相当とかそういう感じです。3割ぐらいは妥当な線かと。家賃の平均などで比較すると良いと思います。
ただ、東北、北海道は暖房費がかさむので、関西などとはまた違った意味で負担があります。冷房は期間も短いし、主に都市部だけですから。
言いたいことは分かるんですけどね。
問題は家族の有る無しとか職場環境なども含めて考えるべきだって事です。
金額が大きくなれば税金の控除や税率の実効値がかなり違うし、通勤時間が毎日多めに掛かることを考えれば、その時間をどう評価するか?・・って問題もあります。
毎日何時間も通勤電車で過ごすってのを実質的な残業時間と考えれば凄い長時間労働になる。
基本給や手当の範囲などもあって、一律には考えにくい。
長時間労働は体力勝負になるので、命あっての物種ですしね。
実際に、平均通勤時間とか算出して残業時間に繰り入れるくらいしてもらえば金額の査定に入れるって感じです。
単純に時給になおせば住居費用や物価などを勘案して言われているような感覚になると思います。
通勤時間や環境(大気汚染や都市熱など)の問題を合わせて考えればもっと大きな差になると思います。
都道府県別最低賃金(時間給)で見ると、東京都が869円、青森とか、沖縄とか、
一番低い県が664円です。この割合は、1000:764ですから、1000万円の高額所得者
でない、低い方でも、そんなかんじでしょうね。
(*) http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
http://doda.jp/guide/heikin/2013/area/kanto/006.html
↑のヒストグラムを見ると、東京の1000万円以上は上位4%らしいです。
同じ上位4%がどのあたりの年収になるかというと、たとえば北海道・東北だと800万円以上になるようです。
で。
データ的な話はさておき、感覚ではもっと差があります。
というのも、地方で高収入の人というと、大企業の支社や営業所の所長クラスの人たちで、感覚的にこの人たちは「東京の人」なんですよね。