「やりたいこと」と「できること」は両立しません。
あなたが「なか卯」を好きでも、はたしてそれがあなたの「できる」仕事でしょうか?
今まで好きだった「なか卯」を嫌いになることだって考えられます。
あなたが「なか卯」を好きでいたいのだったら、
今まで通りお客さんでいるのが一番だと思います。
一般的に「ブラック企業」と言われているところでも
など様々あるので、具体的にどうブラックなのかは実際に自分で働いたりしない限り分かりづらいところではありますね。
ただ、ブラック企業の代名詞のようになっている会社(ワタミやゼンショー、モンテローザ)は多くの場合、体質的な部分が大きいのではないかと思います。
体質的に労働環境が悪いということは、過酷な労働を容認している、極端な場合それを推奨しているということですから、子会社やグループ企業も「ブラック」である可能性は高いのではないでしょうか。
なか卯やすき家のように企業として独立している場合、「転職会議」を筆頭とした転職レビューサイトのクチコミも参考になります。(多くの場合、会員登録しないと一部のレビューしか読めませんが)
※転職会議の評価点は5.0が最高、2.5が最低
これを見る限り、なか卯の労働環境はかなりよろしくないようですね。
なか卯に行き続けるかどうかは、何に価値を見るか、でしょう。
私もひいきにしていた会社の労働環境が悪いと聞いて、これからも利用し続けるべきか迷ったことがありますが、労働環境の善し悪しは私にとってかなり重要な判断基準だったので、最終的には利用をやめることに決めました。
それについて「本当に好きじゃなかったのでは?」と言うのは違うと思います。
納得できないのに「好き」と言い続けるのは、自分を騙しているだけのような感じがします。
自分が好きな会社やサービスの裏を知るのは、なかなか辛いことではありますが。
労働環境を上回る別の価値をなか卯に見いだせるなら、行き続けるのもありだと思います。
過酷労働に抗議する方法は不買だけではなく、店に置いてある「お客様の声カード」みたいなのを利用して、客として堂々と会社に意見を突きつけるというやり方もあるでしょうし。
いずれ全部の店舗がつぶれるかもしれないので、いまのうちによく味わって食べておくという手もあるよ。