愛知県がんセンター
ここはがん治療では大変有名で2004年には治療実績日本一とされていました。
名古屋市と岡崎市に病院はありますが、他県からですと名古屋市の中央病院の方が便利がいいです。
ここで治療する、しないにかかわらず診てもらい見解を聞くだけでも有益だと思いますよ。
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/index.html
先日、関東にお住まいだった知人のお子さんが若くして白血病になられたので、
骨髄移植のできる病院を探すお手伝いをしていて見つけたのですが、
日本骨髄バンクが、移植認定病院の一覧に加えて、2002?2006年統計の
各病院の症例数と移植1年後の生存率を下記サイトで発表していました。
お住まいの都道府県で検索されると、データ一覧が見れます。:
http://www.jmdp.or.jp/hospitals/view1.aspx
この統計データによると、2002?2006年の間の日本全国における
3137例の白血病の骨髄移植1年後の生存率平均は63.7%で、
おっしゃられている神奈川県立がんセンターの術後1年生存率は、
難易度の高い手術をたくさん行っているとはいえ、
全国平均値と同じかそのやや下くらいの62.8%ですが、
関東の近隣で目を引いたのは、千葉市立青葉病院の
移植1年後の生存率が12件中100%の高成績でした。
神奈川県をご希望であれば、横浜市立大学附属病院も72.7%で平均より上です。
東京の場合、東京慈恵会医科大学附属病院 造血細胞治療センターは
全国平均より上の1年生存率80.8%、国立がん研究センター中央病院は
101件もの高難易度移植を行っていますが、全国平均より少し上の
1年生存率65.4%の実績でした。
実際に行った手術の難易度や症例の種類も記載されていますので、
合わせて参考になれば幸いです。
ご自宅からの実際の交通のアクセスなどのご都合もあると思いますので、
その他の近隣の病院の実績も、実際に行ける範囲で比較してみて下さい。
お大事に。
骨髄異形性症候群から白血病への移行ということですね。
抗がん剤治療を既に行われて充分な奏功が得られないとしたら
造血幹細胞の同種移植が寛解への唯一の手段だと思われます。
がん情報サービス_骨髄異形成症候群
親子での骨髄提供はHLA適合がかなり困難であろうと推測され基本的には骨髄バンクからの細胞提供になる可能性が高く急性白血病ですと臍帯血移植で対応という可能性もあるかと思います。
ただ65歳というご年齢からすると造血幹細胞移植治療は移植後の副作用であるGVHDなどに対して体力的に厳しく治療の適応外と判断されるかも知れません。
造血幹細胞移植の副作用
まずは希望の病院のセカンドオピニオン外来などで移植可能性可否をご相談頂くのが第一段階になるかと思います。
有明病院も、神奈川県立がんセンターも有望な候補だと思われます。
実験的治療を望むのであれば大学病院などを積極的にあたってみてください。
あと遠隔地ですが、
兵庫県の兵庫医科大学病院が、ハプロ造血幹細胞移植とGVHD軽減で名高く親子間移植に希望が持てます。
血液腫瘍治療は、臓器ガンのようにゴッドハンドが居れば良いというわけではなく施設面や治療チームの総合面で判断する必要があります。移植施設の空き状況などを尋ねてみてください。
また他の回答者さんが回答されているような「1年生存率が高いところ=技術の高いところ」では必ずしもありません。(東京慈恵会医科大学附属病院がダメと言っているわけではありません。)
もともと治療の難しい同種移植の患者さんを受け入れず他の治療を選択すれば同種移植治療での見かけの生存率は上がって見えますし、同じ白血病でも種類によって骨髄移植後の生存率は大きく異なっていますので同列で突っ込んだ値では意味がありません。病院の選択指標として平均生存率だけを見るのは微妙ということです。
非血縁者間骨髄移植の成績報告書
いずれにしろ、65歳というご年齢から考えると造血幹細胞移植技術自体よりも
骨髄移植後のGVHD抑制技術などを中心にご相談されてみられてはいかがでしょう?
まずは、お近くのがん相談支援センターに問い合わせ頂き
がん相談支援センターを探す
自分の都合の良い病院が、条件に合っているか確認されるのが最初かと思います。
お母上様のご回復をお祈りいたします。
すいません、65歳ではなく68歳で、母親です。
神奈川県横須賀市に住んでいます。
色々と書いてない事が多くて申し訳ないです。
皆様からのご意見、大変参考になります。