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ニャンざぶろう ●88ポイント ベストアンサー |
インピーダンスは高ければよいとか低ければよいというものでは無いですね。
そのトランスデューサー装置が使われる周波数帯域で均一になっているのが良しとされます。
オーディオアンプでは一般的に定電圧駆動方式というスピーカーのインピーダンスに関わらず一定の電圧で駆動する方式が取られますので、インピーダンスの高いスピーカーを接続すると流れる電流が減り出力ワット数も減少します。
逆にインピーダンスが低い場合は沢山の電流が流れ出力ワット数も大きくなります。
最近のウェハーユニットなどにインピーダンス低めの4Ωユニットが多いのはこのためです。
インピーダンスの低いスピーカーを使う場合の欠点としては
廉価なアンプで駆動すると駆動力が足りず歪などが大きめになる場合がある。
ダンピングファクターなどが低めになる。(だいたい気づかない)などがあります。
一番に選ぶべきなのは、あなたが聴く音楽です。
スピーカーには個性がありますから、メインで聴く音楽が何かで相性があります。
先に食指を動かされていたJBLのスタジオモニターだと中音域の緻密な音が特徴ですから、ボーカルやジャズに向く。
タンノイだとホーンが特徴ですから、クラッシックも管の強いオケがベストマッチかな。
ホーンスピーカーを使っている組み合わせのスピーカーだと響きが管に向くことが多いようです。
だから、変換効率が良いからと言ってホーンタイプだと失敗することがある。
メインスピーカーを好みで選択してから、アンプやリアスピーカーやサブウーファーなどを選択していきます。
あなたのように大音量で聞く場合は、フロントとリアはパワーアンプを分ける方が良いでしょう。
スピーカーに合わせてアンプを選んでいきます。
かなり大出力のアンプでも電源が貧弱な製品もありますから、聴き比べてから選ぶことをお勧めします。
インピーダンスについて「ロー出しハイ受け」という言葉があるのは確かです。
これは、順に高くなるのではなく、それぞれの機器間での話です。
これを逆にすると周波数特性やSN比が著しく低下す場合があります。
http://info.shimamura.co.jp/digital/knowledge/2014/01/16805
これは極端な例ですので、
レコードプレーヤーを使わない通常のオーディオでは気にしなくても良いと思います。
スピーカーは自動車で言うとタイヤにあたると言われます。
他のシステムがどんなに高性能でも、タイヤの性能は超えられないのです。
また、パワーアンプ選びも楽しいものです。
AB級のアンプは高出力なのでサブウーファーに使い、
ツイーターにはA級のアンプでクリアな音を出すなど。
色々迷ってください。
W数やインピーダンスは一律に音質には比例する数値ではありません。
あくまでもカタログ値であって、システムを組むときに正常に動作される為の数値と考えたほうがいいですよ。
インピーダンスの高い低いで必要とするアンプ性能が決まってきます。
そもそも、インピーダンスとはスピーカーの周波数ごとの抵抗値を表していて、周波数によってインピーダンスは大きく変わる為一般のスピーカーのカタログに表記されている数値(抵抗値)はそのスピーカーの一番低い値が表記されているものです。
4、6、8Ωといった具合にその抵抗値を駆動させる事が出来るアンプを選ばなければいけません。
高インピーダンスしか駆動できないアンプに低いインピーダンスのスピーカーを使用するのだけは絶対避けるべきです。
最近のアンプはマージンを取ってあるとはいえ、最悪出火事故につながります。