皆様のさっそくのご返信、とても幸せです!
私事ですが、周囲にSF小説を偏愛している人間も
おらず、また読書の時間も制約のあるなかで
ガイドブックやネットのまとめで情報収集する
ことになかなか活路(笑)が見出だせない状況でした。
ご紹介いただいた作品は、どれも人に勧めるに足る
理由があるのだと思いますので、是非読んでみたいと
思います。
ありがとうございます!
野尻抱介を読んでるなら、ピアピア動画も面白いと思う。
彼にはたくさんの秀作があるが、太陽以外ではこの作品が一番フィットすると思う。
籐真千歳もお勧めの作家になる。
スワロウテイルのシリーズは何冊か出ているが、シリーズ最初のこの作品は特に魅力を感じると思う。
透明感のある世界で流れるように漂わせてくれる。
ヒューゴー賞などを受賞した作家よりも日本人作家の方が肌が合うと思う。
少し泥臭いけど、今は無き未完のシリーズを抱えて成仏した野田昌宏(銀河乞食軍団)も楽しめると思う。
向こうの作家では、私が感動した作家としては J・P・ホーガン
ハードSFの先駆けとなった作品で、いささか消化不良なところはあるが、魅力的な作品世界には感動できると思う。
外人では「砂の惑星」のシリーズも最初のうちはそれなりだが、シリーズが冗長で途中から疲れる。
コメントでなぽりんさんが出している小松左京では「日本沈没」が良かった。
律儀なことに、数十年過ぎてから第一部で予告された第二部の執筆と発行がされている。
どちらかと言うとライトノベルの範疇に入りますが、他の方も挙げられている野尻抱介さんの作品は読みやすいのに科学的考察がしっかりしていて、SFファンの目にも耐えうるものだと思います。
その昔は富士見ファンタジア文庫で出版されていた「クレギオンシリーズ」が個人的にはお勧めです。
以前は「いかにもライトノベル」な表紙でしたが(それはそれで好きでしたが)、早川書房に移ってからは「いかにもSF」な表紙になって、ある意味では手に取りやすくなりました。