写真はみつからなかったのですが、そういった実験はネズミやネコで昔よく行われたものだと記憶しています。ここにのっているラットと猫の視床下部による摂食料の制御というAnnandとBrobeckの研究が、ちょうど、研究者が視床下部に注目し始めた頃の有名な実験のようです。原文が手に入ればそれがお捜しのものかどうかわかるんですけれど何しろ古いようなので。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?holding=npg&cmd=Re...
Hypothalamic control of food intake in rats and ca... [Yale J Biol Med. 1951] - PubMed result
これが原文の情報です。
前の方と重複になりますが,AnandとBrobeckの実験が有名なようです.
>一方AnandとBrobeckと言う学者は、1951年、動物実験で脳のある部分を破壊したネコは全く食べなくなり、別のある部分を破壊したネコはひたすら食べ続けると言うことを見出し、食欲は「脳」で調節され、それは「空腹中枢(ちゅうすう)」と「満腹中枢」によるものだと言う説を発表しました。つまり、「空腹中枢」が働くと食欲が起こり、「満腹中枢」が働くと食欲がおさまると言うのです。
岩波の生物学事典にもこの2人の記述があります.
>B.K.AnandとJ.R.Brobeck(1951)は視床下部の外側野を両側性に破壊すると動物が全く餌をとらなくなるのを見出した.この部位を飢餓中枢(inanition center)とよぶ.またこの部位を電気刺激すると摂食量が増加し,満腹状態でもさらに餌をとるようになる.一方,視床下部腹内側核の破壊や刺激では外側野の場合と逆の現象がおこり,腹内側核を満腹中枢(飽食中枢satiety center)とよぶ.この2中枢は摂食の神経性調節において互いに拮抗的に作用している.
ラットの写真があります。ネコの写真や挿絵はどうしても見つけられませんでした。すみません。
http://www.dana.org/articles/bwn_0898.pdf
Dana Foundation
ここにもラットの写真があります.英語なのでちゃんと読んでいませんが,脳の満腹中枢を悪戯したわけじゃなくて遺伝子の異常のようです.
ご丁寧にありがとうございます。自分でも探してみているんですがなかなか無いですね。WEBにはないのかとあきらめかけています。もうすこしOPENのままにしておくので万が一見つかった場合はよろしくお願いします。
ありがとうございます、引き続き写真を含めお願いします。