単純に価格が安いので、品質に問題があっても、落札されるのは問題です。これを防ぐのはどうしたらいいのでしょうか?
たとえば、導入実績を示すとか、導入先にコンタクトをとれるようにするとか、ユーザ同士の連絡ができるようにするとか、いろいろあるかと思います。
耐震偽装の場合などにも応用できる手法が考えられたら教えてください。一般的にいえば、あまりに低価格な場合の品質チェックの体制です。
http://www2.toshiba-elevator.co.jp/elv/supply/policy.jsp
上記に記載されている内容は、あくまでも導入してから過ちが発覚した場合の対応方法であり、エレベータのように耐久消費財的なものの判断基準としては、合理性にかけるでしょう。
こちらは、東芝のサイトですが、
(4)優良な品質の確保
お客様に提供する商品の品質維持・向上を図るため、東芝グループと連携してISO9000ファミリーに準拠した品質保証体制整備と外部認証取得に努力し、また以下の遵守をお願いします。
●各国・地域の安全基準(JIS、電安法、UL、CEマーキングなど)の遵守
●東芝グループの求める仕様・品質を満足する資材・役務の継続的な提供
→このチェック体制を行政が指導するしかないでしょう。
入れた後のチェック体制を充実させても、欠陥商品は欠陥商品です。撤去して再構築をした場合、莫大な費用が発生し採算が遭わないでしょう。よって、導入段階で悪質背品を排除するよう、明確な安全性基準を導入すると同時に、行政によるチェック体制を厳格にし、耐震偽装問題同様の事故が発生しないよう管理すべきでしょう。
価格が安いから品質に問題がある事が想定される。
なんて話は本来ありえない話なのです。
ソフトウェア開発の職業柄の偏見もありますが
「要件定義をしっかり決めたかどうか」がキーになると思います。
軽く調べてみたのですが、要件定義で調べても業界用語っぽい気がします。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E8%A6%81%E4%BB%B6%E5%AE%...
ようするに「発注側の希望する最低基準=要件」だと思ってください。
エレベーターなんだからボタン押して止まって開きゃいいんだ。
なんてずさんな考えで発注した場合、あるいは何も書面で残さなかった場合
稼働中にグラングラン揺れても、階床とズレがあっても人が支障なく乗って降りられたらOKになってしまうのです。
その後で出てくる「価格差」というのは
当然パフォーマンスの差であったり人件費であったりとなりますので
性能提示、見積もり、ありとあらゆる書類を比較すればいいのです。
まとめると。
「最初に必要なものは、たとえ世間一般的に普通なことでも書け」という事です。
エレベーターのボタンは人の指が1回押された時に即時点灯し
目的とされた階へ稼動時の揺れがどれだけの範囲で移動し
階床との誤差は何センチ以内で、停止後何秒以内に開くウンヌン。
残念ですが落札したけど工事終わって稼動させてみたら……とか
ちゃんとやったのに、それでも漏れた条件から不便さが……とか
そのレベルになりますと対処不可能になります。
(前者の場合は当然訴訟になるでしょうが、その場合でも状況判断が素早く的確に行えるので大切です)
>一般的にいえば、あまりに低価格な場合の品質チェックの
>体制です。
入札などで高い入札価格で、手抜き工事も発生するので
一概に値段だけで判断しても問題解決にはつながりません。
会社の過去の実績では何の保障もありません
今回のシンドラも世界第2位の実績のあるメーカー
のようです。
>あまりに低価格な場合の品質チェックの体制です。
その製品の品質を保証する証拠となるデータ
の開示でしょうね。
どのような試験、確認検査を実施して、どのような
設計をしているか、過去に発生した問題等の開示
してもらい、第三者機関または、評価基準に従い
評価点を与え、入札時の価格+評価点等で
決定する。
普通の会社は単に価格安いと言うだけで物を買うことは
ありません。 あくまで総合評価。
入札の条件を直さない解決は無理。
(そもそも、各役所が個別積算した内容で入札する
のも私は非効率で私はおかしいと思ってますが)
今回の問題はそれ行政にも問題があります。
納品された製品が繰り返し重大な問題が発生して
いる具体的な解決策がとられていない場合
入札規制等のペナルティ施策を実施している
いないのではと思われます。
URLダミ- : http://www.yahoo.co.jp
うーん なかなか難しいところですね。保険強制するのはどうでしょうか?
エレベータに限った質問ではないのです。