ホラー応募:http://q.hatena.ne.jp/1173650953
〜〜〜
久しぶりに「胡乱亭」に入ることにした。
「なんだよ相変わらずあのおっさんいねぇよ。」
また店番もおかずにパチンコにでも言っているのか?
全く防犯意識のかけらもないおっさんだな。
しかも何なんだ相変わらず趣味の悪い内装だ。
変な昆虫の標本やらお面やら飾ってあるけど南米なのかアフリカなのかすら分からない。
というか飲食店なのにゴキブリの標本があるってどうなんだよ・・・
これであの人うれしそうに自慢するんだよなぁ。
こんなふうに毒づいているけどやっぱりなんと言ってもこの店のいいところは
気張ってないところだよな。
変にサービスが行き届いているよりなんか落ち着くんだよね。
コーヒーも自分で入れるのもご愛敬だ。ちょうど準備も出来ているみたいだ。
「なんだよホントずぼらだなこぼしてるじゃねぇかあのおっさん」
もったいねぇから入れておこう。
コーヒーを入れる・・・・・・・・
「よし出来た。」
う~んいい香りだ。まずは一口。
「おっなんだい伸介じゃないか」
「ちょうどすごいもんを手に入れたんだよぉ!」
やれやれだぜ。
~~~
ホラーである理由は何でしょうか?
自信ないですけど・・・。
>こぼしてるじゃねぇか
というお客さんのセリフがありますよね。
こぼれているのはコーヒー豆だと思ったのです<お客さん
>ちょうどすごいもんを手に入れたんだよぉ!
そして、その後、コーヒー豆だと思っていたものの正体を知らされる。
それは、コーヒー豆ではなく、なんと!
ゴキブリの卵の標本だったのです
後で知る本当の恐怖。
自信ないですけど・・・。
>こぼしてるじゃねぇか
というお客さんのセリフがありますよね。
こぼれているのはコーヒー豆だと思ったのです<お客さん
>ちょうどすごいもんを手に入れたんだよぉ!
そして、その後、コーヒー豆だと思っていたものの正体を知らされる。
それは、コーヒー豆ではなく、なんと!
ゴキブリの卵の標本だったのです
後で知る本当の恐怖。
うっ!やられた・・・
伸介は、「胡乱亭」という名の通り、如何わしい店にまた来てしまった。
店主は居ないようだ。趣味の悪い内装。昆虫の標本に、変なお面。
そして、ゴキブリ自慢の店主…。そう、店主は蟲マニアなのだ。
伸介はコーヒーを飲むことにした。まあいつもの事だ。
こぼれているコーヒー豆を…拾って、入れて、淹れる。
一口コーヒーを飲んだ瞬間、店主が登場。
一体今までどこに居たのか。
「ちょうどすごいもんを手に入れたんだよぉ!」
やれやれ、と思ったも束の間、店主の蟲自慢が始まる。
「あれ、この辺置いておいたのに…。」
店主がコーヒー豆の近くにおいていた「新種の蟲」
伸介がコーヒー豆に混ぜてしまったその蟲。
伸介は意識を喪いどうと倒れた。
店主は、その死を悼むように、仮面を載せ…
――蟲達の餌にすると、ニヤリと笑った。
暖を失いつつある伸介の身体を、コーヒー大の蟲達が這う。
・・・なんていうのでどうでしょう?(笑)
ごめんなさい。そこまでこった問題ではないのですw。
最後の、「ちょうどすごいもんを手に入れたんだよぉ!」という会話ですが、この文章の全体のあらすじからみてとてつもない昆虫を
手に入れたということではないでしょうか。昆虫といっても、美しい蝶やトンボやカブトムシなどではなく、巨大な毒蛾か、ゴキブリなどの害虫か、あるいは生きたままの蜂や蚊トンボを虫かごに入れてきたかもしれません。いずれにしても、あまり美しい昆虫ではないようです。
虫かごいっぱいの蝉、ダンゴムシ、ムカデ、ゴキブリ。コワイですね・・・
手に入れたのは毒物。コーヒーにその毒が混ぜられている、というのは変なので毒コーヒーそのものだと思われる。
またはこぼれている、と思ったものが無造作に置かれていた毒物。防犯意識のかけらもないので店に人が入ってくることは想定していない。
とにかくその毒入りコーヒーを飲んでしまった伸介は……
店番の死体という案も考えましたが罪悪とかは全く感じてないぽいので切捨て。
こぼれたコーヒー豆がなんなのか・・・
常連の人には南米だかアフリカだかわからないけれど、標本とかお面とか飾ってあるお店なんですね。
きっとご主人は、何度もなじみの客に「この標本になっているタマムシはね…」とか説明をしていたんでしょうけれど、きっとあまりにも何度も自慢されるので
「へぇそうなんだ、ほ~なるほどねぇ~」
と相槌を打ちつつ、聞き流していたんでしょう。
…ちゃんと聞いておけば良かったのに。
珈琲を入れるときに常連さんが「こぼれている」と思ったのは、実はアフリカの奥地で呪い師が使う、とんでもない効き目のある薬だったのです。
…どう、とんでもないかはあまりにオソロシイので書けません。
まさか…こぼれているものを「もったいない」と使っちゃうなんて思わなかったので、飲んじゃったと判った時はビックリしたでしょう。
ところでこの「胡乱亭」喫茶店のように見えるけれど本当に喫茶店かしら?
生理的嫌悪感に特化させてみました!
内装の昆虫の標本はもちろん本物で称し、お面というのも本物の人間なんでしょうね。
で、珈琲の中に睡眠薬か何かの毒を混ぜておいて客が来るのを待つ(もちろん、マスターは外出ではなく店のどこかに隠れているか監視している)。
来た客が自分で珈琲を入れ飲むと獲物がかかった、と。
「ちょうどすごいもんを手に入れたんだよぉ!」
というマスターの一言はまさに今珈琲を飲んで獲物が手に入った、という意味だと思います。
数日後に展示されるであろう伸介さんを考えると怖いものがあります...
おぉ!すばらしいですね。ちゃんとしたホラーに仕上がっていると思います。ただそれだと常連であることがネックになってきそうです。
「胡乱亭」は客が自分でミルを使い豆をひくことができる喫茶店。
伸介が「こぼしてるじゃねぇか」と言っていれたのは、液体のコーヒーではなく、ミルにいれるコーヒー豆なのです。
ところが、それはコーヒー豆ではありませんでした。店長が南米から取り寄せた小さな昆虫の標本だったのです。
話をしながら、昆虫の標本を探しだす店長。伸介は1杯飲み干したあとで、ようやく「さっきの豆」と気づき、正直に告白します。
それがさらなる悲劇を呼ぶはめに。その標本はマニア睡涎もので推定100万円。店長から賠償を求められてしまいました。
「100万円の昆虫コーヒー」を飲んだ伸介が、その後、コーヒーを飲めなくなってしまったのは言うまでもありません。
何の虫というのがこの話の幹です。
こぼれていた「珈琲」は実は珈琲ではなく
他の何かで(それがおじさんの言っていた
「ちょうど手に入れたすごい物」なのではないだろうか。
虫好きと文頭にでているぐらいだからそれは虫に関する何か。
例えば虫を煎じた物とか毒薬とか)
主人公はそれを珈琲として一緒に入れて口をつけてしまった。
(もしかしたらわざとおじさんは主人公が
飲むまで待っていた可能性もある)
気になった点は、
>店番もおかずに店から消えていた
のにかかわらず
>珈琲が「ちょうど準備も出来ているみたい」
な状態になっていて一口飲んだ瞬間に来た点でしょうか。
あとはなぜか珈琲がこぼれしている点。一体どういった状況で
そうなったのかが気になるのですが想像力が…OTL
ぷ.........G
うっ!やられた・・・