【イエはてな】“イエコト・ミシュラン” #012

和食の装飾によく使われる飾り切りですが、日常のサラダや酢の物などにも取り入れると、とても楽しいテーブルが演出できます。

キュウリの場合、基本として憶えておきたいのは「雷切り」と「蛇腹切り」だと思います。キュウリの飾り切りは切った後塩水などに漬け、軽くしんなりさせて扱いやすくしてから飾りますが、細かく包丁が入って味が染みやすい利点を生かして、塩水に代えて三杯酢やドレッシングで調味するという技も使えます。

キュウリの「熨斗切り」はおめでたい席の定番ですが、熨斗切りを平皿に並べて先端にミニトマトを半切りにした物を置くと、可愛いお花畑に変身です。ニンジンを花形に切り、レンジでチンして冷やしてから飾ってもいいですね。

http://oishikutabetai-baaba.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_...

大根の飾り切りは、スライサーなどを買うと、おまけのパンフレットに作り方が載っていたりします。こちらはキュウリと逆に、切った後冷水に放ってパリッとさせて使います。さらに参考ページを探していたら素晴らしい飾り切りの解説を発見しました。大根の葉を使った飾り切りです。これは私も今回初めて知りました。ぜひこんな飾り切りを添えて刺身を楽しんでみたいものだと思います。

http://nsakanaya.exblog.jp/4110855/

飾り切りは料理でありながら、刃物を使った一種の工作と同じ要素があります。普段料理に縁遠い男性の皆さんも、工作なら任せておけという人が多いでしょうから、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。

オリジナルの飾り切りの考案、開発もお勧めです。あれこれ試している間にたくさんの野菜を使ってしまいますから、それは否応なしに食べることになり、野菜不足解消にもってこいの趣味になります。