THEME:「今だからありがとう!ボクの好きな先生&学校の思い出」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきた“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか? 愛するマチ、好きな風景、家族とのエピソード、イエでの思い出…。毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポをご投稿下さいね!
次なる〈イエはてな〉ライブラリーの本の実現を目指して――豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
※モラルのない一行レス等コメントの内容によってはポイント送信を控えさせて頂く場合もございますのであらかじめ御了承下さい。
※コチラのテーマ詳細とルポ例をご覧になってご投稿下さいね!
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080718
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※今回の「いわし」ご投稿は7月24日(木)正午で終了とさせて頂きます。
筆圧が高いのか勢いがよすぎるのか、チョーク折り率がかなり高い先生がいました。あと、私も高校の時の国語の先生が漢文が大好きで、読む時すごく雰囲気を出して読むんです。で、「うーん、素晴らしいなあ・・」って感慨にふけってて・・。なんか先生のその科目に対する情熱って生徒の心を動かすものがありますよね。今でもはっきりと、幸せそうに漢文を読む先生が思い出せます。
やっぱり授業に熱が入ってくると、ばきばきチョークを折ってしまう先生がいました。英語の先生だったのですが、重要な構文は「ここね、ここ」と言いながら、何度も何度もアンダーラインを引きまくるんです。10本くらいは重ねて線を引きまくります。その時、勢いあまってバキッと折ってしまうんです。私たちのノートには、みんな「バキッ」という印が付いていました。テストに出やすい所の印です。試験前も、みんなで「ねぇねぇ、あそこってバキだっけ?」なんて聞き合いながら要点整理をしていました。
私はチョークを折る先生には受け持たれたことは無いのですが、楽しそうですね^^
「バキッ」印はテストに出やすいところの印・・・私ならそのところにバキッと折れるチョークの絵を描いていそうです(笑)
その先生は、ちょっとタイプが違いました。板書をするために黒板に向かっている時、生徒は先生の目が黒板に向いていると思っていますから、手紙を回したり、隣同士つつきあったり、すごい奴は隠れてお菓子を食べ始めたりして、色々悪さをしています。すると、突然チョークがバキッと折れるんです。
そしてくるっと振り返って、お前ら、教師の目は背中にも付いていることを知らんのか、と睨み付けます。そしてまたくるっと黒板に向いて、何ごともなかったように板書をはじめます。
ある時、この超能力のような「背中の目」のタネが分かりました。メガネです。先生は板書をしながら時々メガネをずらして、それをバックミラーにして生徒の様子を観察していたのでした。
そんなにハッキリと見える物ではないでしょうが、長年の経験で、そんな物に映る影でも、だいたい生徒の様子が分かったんでしょうね。老練な先生でした。当然メガネは老眼鏡です。近視と違って、遠くがちゃんと見えます。恐るべき先生でした。
高校の時の先生っていうのは、結構オモシロいというか個性的な先生が多かった気がします(うちの高校が特別そういう先生を集めていたのかもしれませんが)。
チョークを折る先生、よく見かけました(笑)あっとか言いながら、ついつい折っちゃうんですよね。なので、シニアな英語の先生は、マイチョークを持参されていましたね。学校で買っている安チョークより、少々上等なものらしく、折れにくいんだ・・・なんておっしゃってた記憶があります。
TomCatさんの眼鏡でバックミラーの先生、うちにもいましたよ(笑)気付いた時には、あぁやって私たちを見てるんだ~って思いながら、でも先生はそんなちょくちょく生徒の悪戯を注意するわけでなく、黒板に向かって板書し解説を老獪にこなされていました。とても印象的なお姿で、今でも目に焼き付いています。
高校のとき、私はちょっと冷めて物事をみていました。そのときの古典の先生は女性の先生でしたが、古典が本当に好きな先生でした。
その語句と語句の関係を黒板に書いて説明していました。
「ここに技巧を使っていてね、おもしろいんですよ!」
すごく熱く語りながら、書いた文字のところに●を書いていくんですが、あまりにも熱がこもっていて力もこもっていたので、チョークが折れることがしばしばでした。
ただ、先生はすごく重要なところをこのように熱く語るので、試験にでるな・・というのはわかりましたけど。
そのときは、なんでこれがおもしろいんだろう??先生がこっけいに見えて仕方がなかったのですが、それからいく年か経った今でも、その先生が教えてくれた和歌とか完璧に覚えているんです。
今でこそ好きな歌なんですが、いつから好きになったのかわかりません。どうして高校のときから好きじゃなかったんだろう?と思います。そしたらもっと先生のことわかってあげられた気もします。でも、先生が私に少しずつ古典の心を植え付けてくれたかもしれません。そういう意味でとても感謝しています。