ある線形判別関数を得ました。ここではグループAとグループBの二つのどちらに属するかを判別するものとします。いくつかの変量があり、判別関数の係数がそれぞれ定まったとします。
ここである変量Xがより大きければ大きいほどグループAになる傾向があるとします。そして計算の結果、正であればグループA、負であればグループBになる関数とします。
こんな場合でも、Xの係数が負になることってありますか?
参考に読んでいる本の中にある例題でも、確かにそういうものがあるのですが・・・・(理由は述べられてないですが)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A4%E5%88%A5%E5%88%86%E6%9E%9...
線形でしたら有りそうにないと思います。
線形判別関数を得るために使ったグループA,Bに変量Xに関する傾向があまりみられないとか(それなら"傾向がある"ということも怪しいわけですが)、グループBに非常に大きい(もちろん正の)Xを持つ点があるとか。判別関数を得るために使ったグループA,Bのデータ以外を根拠に"傾向がある"といっているとか。
いずれにせよ
ある変量Xがより大きければ大きいほどグループAになる傾向がある
という命題がどの程度の強さを持っているかによるとは思います。
丁寧な説明、ありがとうございました。
もう少し勉強してみます。