THEME:「ポカポカお風呂」「冬に読みたい本」「新嘗祭の日に」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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※質問は11月24日(火)正午で終了させて頂きます。
はまぞうで貼り付けたアマゾンのリンクが展開されると、書名が長すぎて、一部のブラウザ(IEなど)では改行されずに、とんでもない横広カラムになってしまうようです。ハザマさん、ダイアリーに転記する場合、問題のはまぞうのリンク(ドラえもんの理科おもしろ攻略 天体(地球・月・太陽・星の動き)がわかる)の部分は削除していただいてかまいませんので、よろしくお願いします。
ドラえもんは児童文学と変わらない良質の子供文化の源泉とのご意見、私も同感です。まんがというジャンルは、低俗な物、一時的な娯楽にしかならない物、粗製濫造されて読み捨てられていく物、といったイメージを持たれることが多く、童話や絵本など他のジャンルに比べて軽く扱われがちですが、ドラえもんに関してはそうじゃないんだと言うことは、Fuelさんが論証されている通りだと思います。
私も読んだなぁ。そして、自分でも色々なオリジナル道具を考えて、本当にワクワクしたものでした。ドラえもんという作品群の素晴らしさは、子供に対してそういう「創作のテーマ」を与えてくれる存在でもあるということだと思うんです。この40年の間に、どれほどの新しい創作が、子供達の間で生まれていったことでしょう。
この冬、そうした創作の翼を、もう一度「ドラえもん世界」で思いっきり広げてみるのは、本当に意義深いことですね。またそれを新刊ではなく古本で振り返ってみるというのも、この作品の持つ長い歴史を実感する、素晴らしい方法だと思います。私もいつか全巻揃えるのが夢です。私も古本屋さんに行ってみよう(^-^)
漫画本ではありますが、メディアの違いこそあれ、ドラえもんは児童文学と変わらない、良質の子供文化の源泉です。作者の子供を見つめる真摯な視線があります。先日久し振りにテレビのドラえもんを見て、2010年に劇場用作品が30周年を迎えることを知りました。
漫画作品としてのドラえもんの初連載は、小学館学年誌の1970年1月号だったそうです。ですから実際の発売は1969年12月。人類が初めて月面に立ったのが同年7月20日ですから、作品の執筆には構想段階も含めると数ヶ月はかかることを考えると、まさにドラえもんは新時代の科学の幕開けと同時に誕生したと言えるでしょう。
それから一貫して、ドラえもんは子供たちの友だちでした。父も読んでいます。母も読んでいます。もちろん私も読んでいます。藤子・F・不二雄先生が執筆した作品は全1345話といわれますが、さらにそこから多数の派生作品も生まれました。たとえば学習漫画の領域です。
ドラえもんふしぎ探検シリーズ 全15巻
ドラえもんの理科おもしろ攻略 天体(地球・月・太陽・星の動き)がわかる (ドラえもんの学習シリーズ)
血液の流れ (学習まんが ドラえもんからだシリーズ)
食べ物の消化 (学習まんが ドラえもんからだシリーズ)
などなど、「ドラえもん○○シリーズ」と題された本が学級文庫に置いてあったと記憶している人も少なくないと思います。
これらの派生作品の多くは藤子・F・不二雄先生以外の人が執筆していますが、それでも違和感なく子供に受け入れられていったことは、いかにドラえもんという世界が完成されていたかを物語ると思います。
それはけっして設定が煮詰まって硬直しているということではありません。逆に日本中の誰もが、ドラえもんやのび太や、しずかちゃんやジャイアンやスネ夫のいる町のことを知っている。そこに住む人たちのことを、最も親しい友だちのようによく知っている。まるで実在する世界のようによく知っている世界だから、そこには現実世界と同じ、毎日違う「今日」が限りなく訪れる。その「今日」の出来事を描く限りは、本編も学習漫画も全て同じドラえもんなのです。
だから私たちはドラえもんを見る時、舞台の上の劇を見る感覚ではなく、ドラえもんやのび太たちと過ごす時間を「体験できる」のだろうと思います。その「体験」に、40年前の子供も、今の子供も、同じように目を輝かせる。この普遍性は、名作と呼ぶにふさわしいと思います。
のび太は、ひ弱で劣等生で怠け者でおまけにちょっとエッチですが、でものび太のくせにいつも大きな希望を持っています。けっして萎縮したりすることなく、想像の世界ではいつも大きな翼を広げています。失敗ばかりなのは、すぐその夢をドラえもんの道具に頼って実現しようと焦るから。もちろんちょっとエッチなのも、恋に対して大きな憧れを抱いているのに、行動がドジだから結果がとんでもないことになるだけです。
そんなのび太が、ドラえもんという夢を叶えてくれそうでそうでもないパートナーと繰り広げる毎日には、限りない子供の夢が同居します。この思いは心を熱くします。
この冬、私はそんなドラえもんの世界にどっぷりはまってみたいと思います。そして、忘れかけていた子供時代の夢に胸を熱くしてみたいと思うのです。
決めた!これから古本屋さんに行ってきます。そして手当たり次第コミックスを買い漁って来ようと思います。一冊百円として何冊買えるかな。コミックス1冊150gとして50冊買ったら7.5kg。段ボールがないと持って帰れないかな。スーパーで箱をもらってコンビニで宅配便…はもったいないな。どうしよう、ドラえも~ん!
では行ってきます!