THEME:「中元・暑中見舞いに」「夏の健康づくり」「7月のわが家の風物詩」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、シーズン・バージョン。季節をさまざまに楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか? 豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
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「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とアイデア例
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※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中ははてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
※質問は7月12日(月)正午で終了させていただきます。
キーを打って綴るメールは頭の中が話し言葉モード、手書きの手紙を書いている時の頭の中には情景が浮かんでいる、ということ、私も同感です。手書きの手紙は、文章を綴ることについては同じでも、その時の思考の流れは別世界なんですよね。
手書きの手紙を書いていると、メールを書いている時には気が付けなかった心に気付けたりもします。
7月をそんな手紙を楽しむ月にするという風物詩。これは私もぜひ取り入れてみたいですし、周囲にも広めてみたくなりました。最近は掲示板もメールも、何ごとも短文で済ます傾向がありますが、たまにはじっくりと文章を考えることで、相手に対する思いを膨らませる時間が持てたらいいですね。
文章に詰まったら気分転換に文香作りというのも、とっても素敵な提案です。男の場合、文に香を添えるっていうのはちょっとキザっぽい感じもしますが、でも昔はけっこう、男も手紙に香を焚きしめるって、やってたみたいですよね。香りで文章には表れない心を送る、それをいかに受けとめられるかが男のたしなみ、なんていうブームが作れたら、これまた楽しいかもしれません。
文月の語源は、七夕に詩歌や書道の上達を願って短冊を書いたことから、などと言われているようですが、「文(ふみ)」という言葉からまず連想するのは手紙ではないでしょうか。私ははじめて「文月」という言葉を知った時、手紙を書く月なんだ!と思いました。それ以来、なんとなく七月というと手紙を連想してしまうのです。
私は毎年七月が近付いてくると、今年は誰に手紙を書こうかなぁと考えはじめます。そして七夕の頃になると決まって、書きたい人を思い浮かべながらの便箋や封筒選び。これが楽しいのです。最も自分らしさが表せて、相手にも喜んでもらえる便箋や封筒。筆記具も考えます。ボールペンなんてだめ。私としては、手紙はつけペンで書く物と勝手に決めているんです。インクの色は、黒?それともブルーブラック?それよりもっと青い色をしたインクもいいなぁなんて考えながら、それに合った便箋の色や模様を考えます。
紙の質や、縦書き横書きの違い、罫線の幅、などなど。手書きの手紙はそんなことでも大きくイメージが変わっていきますから、迷いだすときりがありません。でも、そこが楽しいところ。こういうレターセット選びが、まず第一の私の七月の風物詩です。
続いての風物詩が、本番の手紙書きです。「文(ふみ)を認(したた)める」。漢字で書くと、独特の雰囲気がある言葉ですね。日頃、キーボードを打ちながら文章を綴ることに慣れていると、手書きで文章を綴ることに、一瞬違和感を覚えます。頭の中にある言葉がスムーズに文字になっていかない。最初はちょっとそこでまごつきます。
でも、すぐに文字を書くスピードと、頭に思い浮かべる情景とが同期してきます。キーを打って綴る文章と、手書きで綴っていく文章の違いはここ。キーを打つスピードで文を考えると、頭の中は会話モードになっています。口から出る言葉と同じ物をキーで打っているんですね。でも手書きで綴る文章の場合は違います。頭の中に色々な情景が浮かんできたりします。それを文章に変換して、さらに書きながら、紙の上に現れていく文字の形のイメージによって、言葉が調整されていったりもします。同じ文章によるコミュニケーションの手段でも、手書きの手紙と電子メールとはぜんぜん別物なんですね。
あ、文章に詰まった。そんな時は文香作りです。市販の文香も色々ありますが、自分で作るのも楽しいです。まず和紙で折り紙を折ります。折る物は何でもいいですが、中に香りのモトを忍ばせますから、それがこぼれ落ちないような折り方の物を選びます。紙を折って作るポチ袋なんて最適ですね。
参考例 http://ponponponta.com/kousaku/kousaku-ori.html
その中に、極薄の和紙かティッシュで平らに包んだ香りのモトを忍ばせれば、お手製文香の出来上がりです。香りのモトは、ポプリでもいいですし、好みのスティック香などをすり潰して粉にしてもいいですね。相手のことを思い浮かべながら、喜んでもらえそうな香りを選びます。
こんなふうにしてしたためた手紙をポストに投函。電子メールでは送れない香りも同封しての夏便り。文月に文書き。素敵な時間が楽しめます。