｢この子は本当にどうしようもない子で…｣など､人前で我が子の悪口を言う親はどういう目的で言っているのでしょうか？それを聞いた子供が不快になることは考えていない…

その子供が本当に何もその様に言われる理由がないのなら､

そのような事を他人に平気で言ってしまう親は､

毒親の傾向があります｡

(たとえ言われるような理由があっても普通は言わないと思いますが｡｡)

要は自分の事だけしか考えて無いんでしょうね｡

他人の前で自分をいい人に見せたくて謙遜ぶっているだけなのですが､

それを我が子が聞いてどう思うかまでは

思いが至らないという稚拙な面があると思われます｡

又はわが子との間には強い信頼関係があると誤った思いこみが強過ぎて､

本当は我が子に対してそんなことは思っていないけれど

他人の前で謙遜ぶっていい人ぶりたいのでその様に言ってしまい､

勝手に大丈夫と思いこんでいるという所でしょうか｡｡

どちらにしても､考えが浅いというか､幼稚というか､

根本的にｽﾞﾚているんです｡

もう少し詳しい状況がわからないと何とも言えない部分もありますが

常に自分の保身しか頭にない人なんでしょうね｡

そういうことは嫌だ､私は傷ついている､と､

感情的にではなくきちんと向き合って

お話ししてみた事はありますか？

もしそれでも気付くことが出来ない親なら､そしてそれが自分の親だ

という事でしたら本当にお気の毒ですが

あとは反面教師として学びながら生きて行くしかありません｡｡

でも､きっと大人になってからこの経験は生きてくるので､

その様な考えに至る事しかできない人でも親ではあるので､

親御さんの事も決して悪く言うことなく大切にしながら

(難しいかもしれませんが､､)強く優しくなってください｡

自分の親の心が自分の感性よりも幼いという事は

世の中では､しばしば起り得ます｡

でも､親がなぜその様な人になってしまったのかという

背景にまで思いを致すことが出来､そのような親を赦し､

かえって思いやりや憐みの心を持てる様になったら､

きっとあなたの心も解放される事でしょう｡

今は色々と辛いこともあるかもしれませんが､

主なる神様は良いことも悪いことも全て見ておられます｡

時が来たら必ず報われますから､あなたは良い事をして悪いことをせず､

希望を持って生きて行きましょう！

先ず､謙譲の美徳ってやつを理解する必要があります｡

逆を考えて下さい｡

自分の子供を自慢する親ってあまり良く思われないんじゃないですか？

世間体を考えれば良く言うよりも悪く言っておいた方がﾍﾞﾀｰでしょう｡

子供がどう感じているかよりも外交ﾓｰﾄﾞなんだから理解しなさいって感じでしょう｡

そして､直接の言葉の意味よりも､言葉が他人に与える影響を考えれば､それくらいは分かっているものとして発言します｡

そういう常識的なことは自分の子供なら理解しているはず･･･って思い込みもあるかもしれませんね｡

最近の携帯世代と違って､親御さんの世代ではそういった常識は理解しているものでしたし､あなたが理解できないのは直接的な言葉による攻撃が絶え間ないﾒｰﾙの世界の常識に囚われているからでしょう｡

基本的に人は自分がしつけられたことを自分の子供にもしつけようとします｡つまり子供の悪口を言う親は子供の頃にほめられたことがなく､けなされたり叱咤されたりしてきたのです｡

学校の成績がいくらよくてもそれをほめられることがなく､数少ない悪い成績の教科をもっとがんばりなさいと言われてきた親なのかもしれません｡

人前で自分の子供の悪口を言う場合は､もっと別の思惑がある可能性が高いでしょう｡たとえば､子供をけなしてもそれを否定されて､反対にほめられることを想定している場合なのです｡

｢うちの子は算数が苦手でいつも点数が悪くて困ってますの｣

｢あら､でも○○ちゃんはそれ以外はいい成績で学年でもﾄｯﾌﾟｸﾗｽだって聞いてますよ｡すごいですね｡｣みたいな感じですね｡

また､日本人特有の献上の美徳が原因となっていることもあります｡子供がほめられたときについ謙遜のつもりで悪口を言ってしまうｹｰｽです｡

この時は子供がそばにいることが多いので､子供をけなすことは教育上はよくないことは明らかです｡世間体よりも子供のことを考えてあげたほうがいいですよね｡

結局どんな理由があってもけなされた子供は傷ついてしまいます｡もっと頑張ろうと考える子供もいるかもしれませんが､ほとんどの子供にはﾏｲﾅｽの影響しかありませんね｡

子供の悪口を人前で言う親は子供のことよりも､自分のことや世間のことしか気にしていない親なのでしょう｡