1233118479 【イエはてな】“リブ・ラブ・サプリ~SEASON” #026


THEME:「火を楽しむ」「冬植物を愛でる」「節分・立春の日に」

「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!

*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿下さいね!

「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731

テーマ詳細とサプリ例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090128

プレゼント変更ご案内
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080729


※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は2月2日(月)正午で終了させて頂きます。

回答の条件
  • 1人10回まで
  • 5000 ptで終了
  • 登録:
  • 終了:2009/02/02 12:05:21
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答280件)

<前のツリー | すべて | 次のツリー>
春に福呼ぶ立春大福!! TomCat2009/01/29 10:11:06ポイント6pt

立春大吉ならぬ立春大福のご紹介です。豆は大切な大地の恵み。本当に福を呼びたいなら、武器として投げつけるような使い方より、美味しく調理して感謝して食す方がずっといいですよね。古事記では、大豆と小豆の両方が「五穀」として登場します。その両方を古来から神前への供え物とされてきた餅でくるんで仕上げる立春大福は、福を呼び込むパワーに満ちたジャパニーズスイーツと言えるでしょう。

 

さて、作りましょう。簡単に作れるように、手間のかかる豆関係は市販品を利用、作業も出来るだけ簡単に済むようアレンジしてあります。

材料は、約10個分として、

  • 白玉粉 150g
  • 砂糖 90g
  • 塩 小さじ1杯半
  • 水  220ml
  • 黒豆の甘煮缶詰 適宜(粒は小さい物を選んでください。量はお好みで)
  • 粒あん 200g
  • 餅取り粉(片栗粉でOK) 適宜

 

まず、あんを10等分して丸めておきます。

包む生地の方は、白玉粉、砂糖、塩を耐熱ガラスボウルなどに入れて混ぜ、水を加えて掻き混ぜます。この時点での生地はだいぶゆるい感じです。

  1. 滑らかにムラ無く混ざったら蓋を乗せて電子レンジへ。500Wのレンジなら2分くらい加熱。
  2. 一旦取り出してヘラなどで掻き混ぜ、均一になったら再び蓋を乗せて1分ほど加熱。
  3. 再度取り出して均一に混ぜ、蓋を乗せてさらに1分ほど加熱。
  4. 取り出して掻き回してみて、モチッとした質感と見た目の透明感が備わっていればOK。まだだと思ったらさらに均一に混ぜて1分加熱を繰り返します。

 

生地の加熱がOKになったら、黒豆を加えて、潰さないように混ぜておいてください。

 

さて、ちょっと大きめのバットを2つ用意します。両方ともに餅取り粉を多めにまぶしておいてください。手にも餅取り粉をまぶしておきます。一方のバットにドバッと生地をあけて、上からも餅取り粉をまぶし、熱いうちに10等分。黒豆の量がうまく均等になるように取り分けていってくださいね。小分けにした生地は軽く丸めて、もう一方のバットに入れていきましょう。こちらにも表面には十分餅取り粉をまぶしておきます。

 

あとは黒豆を潰さないように注意しながら生地を丸く広げてあんを包み、指でつまんで閉じて、形を整えれば出来上がりです。

 

大豆(黒豆)と小豆。大と小、陰と陽の産霊(むすび)。これを「おむすび」と起源を同じくする餅で包んで結び合わせる立春大福は、まさにおめでたパワーの凝縮と言えるでしょう。簡単に作れますので、一番最初の春の日にふさわしい吉祥スイーツとして、皆さんのイエでもぜひどうぞ。

 

 

【バリエーション 春を呼ぶ七草餅】

旧暦の1月7日はほぼ節分や立春と近くなります。そこで、草餅ならぬ七草餅もやってみましょう。お餅の生地の作り方は、立春大福と同じでOKです。別途、七草は熱湯で茹でて冷水にさらし、ギュッと絞ってまな板の上で超みじん切り。フードプロセッサーにかけてもいいでしょう。細かくなったら水気を取っておきます。あるいはフリーズドライ七草の場合は乾燥したまま適宜砕き、布巾に包んでぬるま湯で水気を与えて寝かせておきます。

 

餅生地の方は、加熱が完了したら七草を加えて混ぜ、固く絞った濡れ布巾にあけて、布巾にくるんでよく揉みながら七草を行き渡らせていきます。この時手には水をつけておきます。万が一布巾に生地がベトついて手に負えないようでしたら加熱不足ですから、再度1分ほどチンしてみてください。ただし加熱しすぎると生地が固くなります。

 

生地がいい感じにまとまったら、適当に取り分けて、そのまま食べても良し、あんをくるんで七草大福にしても良し、好きなように食べてくださいね。

 

 

節分や立春は、本来は季節の変わり目、年の変わり目を祝う行事でした。今では豆まきの鬼やらいがメインになってしまっていますが、それは後年付け加えられたもの。本来の節分の意義とは別の所からきた習慣です。考えてみてください。専門の陰陽師などがそれこそ命がけで挑んでいた悪霊退治が、素人に出来るわけ無いんです。少なくとも本当にそういう存在が信じられていた時代には、素人の手の出せる領域ではありませんでした。節分の豆まきが一般庶民に広がったのは、そんな霊的な存在を誰も信じなくなった時代以降のお話です。本当の伝統は、季節を愛で、待ちこがれていた春を喜ぶ心の方にあります。皆さんもどうかそういう節分・立春の本来の意義を大切に、春と、自然と触れ合うような「心の節日」を迎えてみてください。お天気が良かったら、立春大福を持ってちょっと野山にお散歩、なんていうのもいいですよね。一足早い春を探して、木の芽春立つ日と呼ばれた立春を感じてみてください。

ありがとうございます。 aekie2009/01/29 15:20:59ポイント5pt

TomCatさんの立春大福、美味しそうですね。素敵なレシピありがとうございます。男なんですが大福が好きなので、自分で作ってみようと思います。

豆は大地からの恵みもので大切な栄養素を私たちに与えてくれますよね。

それに、大豆と小豆を米でくるむって工夫がとても気に入りました。

本当の伝統は、季節を愛で、待ちこがれていた春を喜ぶ心の方にあります。

本当にその通りですよね。季節、芽生えを待ち遠しく春を待つのが冬の趣ある過ごし方なんでしょうね。

大福 tibitora2009/01/29 16:06:26ポイント4pt

立春大福おいしそうです。

甘いものも小豆や黒豆も好きなので作って食べてみたいです。

七草大福、七草をみじん切りにしてお持ちに混ぜると子供も食べやすくて、栄養のたくさん入った大福ですね。

あんこの甘さとかでぱくぱく食べてくれそうです(笑)

作った立春大福をもって緑がたくさんのところにお散歩にいきたいです^^

うわ、おいしそう toukadatteba2009/01/30 06:53:27ポイント3pt

立春大福おいしそうですね~!しかもレシピがあると、妹と作ってみたくなります。

時間があればつくってみたいな~。

豆大福とかいいですよね。あと七草はあんまりとくいじゃないのですが、大福なら…たべられるかも。

福豆の本義を生かす大福ですね YuzuPON2009/02/01 09:52:04ポイント2pt

ここで節分になぜ豆を撒くようになったのかを考察しておきたいと思います。

枕草子に、方違えに行ったのにご馳走もしないとはなんということでしょう、みたいな記述がありますが、この時代は節分に恵方に宿を求め、そこに泊まる習慣がありました。後に簡略化されて、一つの家の中で部屋を変えて済ますようになりましたが、その移る部屋を清める意味で撒かれたのが炒り豆だったのです。

これが節分の豆の本来のいわれであり、後に清めの豆が追儺(鬼払い)の豆に変化するわけですが、清めと追儺は似て非なるもので、

人の欲望や怨念、背負い込んだ負のエネルギーなど“人に起因する汚れ”を含めて浄化しようとする、日本人本来の清浄を尊しとする考えから発しているのが清め

それら一切を他者のせいにして悪者を追い出して解決しようとする、中国伝来の習慣から発しているのが追儺

であると考えると、現代に伝えられている豆まきの儀式は、どこかで間違って今日に至っているんだなぁと思わざるを得ないものがあります。

そこで古事記に描かれた時代から五穀として尊ばれてきた大地の恵み、食としての豆の福をいただく立春大福の登場ですね。立春の大福にどのくらいの歴史があるのかはわかりませんが、その意義をたどると、途中で違う目的に変質してしまった行事より、ずっと日本の伝統を受け継いでいると言えるのではないかと思います。

私は子供のころからずっと、物を投げつけて鬼を追い出す行事に疑問を持ち続けてきました。対象を悪と決めつける考えも、物を投げつける暴力的なやり方も、普通に考えれば人としてやってはいけないことのはずです。なのに、儀式ならいいのかと。そういう儀式が元になっていじめや差別を悪いことだと思わない人が出てしまったらどうしてくれるんだと思っていました。その考えは今も変わっていません。

ですから豆まき以外の節分や立春の習慣をもっとたくさん発掘して、ここから広めて行けたらいいと思うのです。私も以前

「豆はまかずに四方に置く」

http://q.hatena.ne.jp/1170219143/69992/

を紹介させていただきましたし、ほかにも恵方巻きや、今年のいわしには新たにこの立春大福や節分蕎麦なども加わって、色々な習慣が出そろってきましたね。あとは節分や立春という日の本来の意味に立ち返って、それらの習慣を生かしていけるといいと思います。

節分の意味 vivisan2009/02/01 11:37:03ポイント1pt

イエはてながなければ、ここまで節分の意味や意義について深く考えることはなかったような気がします。

大陸から伝わる風習などは日本にいろいろとけこんでいますが、YuzuPonさんのおはなしを伺っていて、いろんな風習の由来や意義を調べてみたくなりました。

時代が経るにしたがって多様にかえられて、また古来の日本の風習とまざってつたえられていくものなのだなぁ・・と感じました。いい意味でも悪い意味でも。

そういう思いをかみしめながら自分としての節分をつくりあげていきたいなって思いました。

それにしても、このレシピはすばらしいものですね!これならば簡単に大福がつくれそうです。本当にわかりやすいレシピで福を招くことができるのではないでしょうか?

七草餅もおもしろいアイデアです!この餅はあっさりした感じにしあがりそうですね。

冬の七草で疲れた胃をしずめるには少しちがった感じになってきてしまうかもしれないですが、七草饅というのもおもしろいかもしれません。

見た目はおやきみたいな感覚です。七草にちょっと濃い目の味をつけてしまうのが難点ですが、これでも七草を味わえるかもしれません。

中身の七草餡!?をいれた中国風の饅頭でもいいかもしれません。ちょっと楽しみになってきました!

私は昨年立春の春巻きを書き込みしましたが、春巻きとともに楽しんでみようと思います。

<前のツリー | すべて | 次のツリー>

コメントはまだありません

この質問への反応(ブックマークコメント)

トラックバック

  • 「火を楽しむ」「冬植物を愛でる」「節分・立春の日に」 #026テーマ 「火を楽しむ」「冬植物を愛でる」「節分・立春の日に」 “リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”フレーズ 「キャンドルのティ
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:47
      「小さな火の楽しみ、香を聞く」by id:Cocoa めらめらと燃える炎は「動」ですが、お香の所作はあくまで「静」。使う火も、静かに燃える炭火です。 お香には手軽に楽しめるお線香なども
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「温かな火の楽しみ 心も体もホカホカ癒される薪ストーブ設置プロジェクト」by id:watena こちらでもいくつかの薪ストーブの話題がありましたが、私もついに薪ストーブの導入を敢行し
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「冬でも緑のシダの楽しみ」by id:YuzuPON お正月飾りにウラジロが使われることからもわかるように、シダの仲間は冬の貴重な緑です。シダの仲間は季節ごとの姿の様子から ・一年中葉が
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「立春大吉」by id:MINT 立春の朝にこれを書いて貼っておくと、一年間災厄から守られるというおまじないです。神社からもらってくるとかではなく、自分で書いて貼ってもいいので、皆
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「節分には蕎麦を食べる」by id:momokuri3 昔は立春を本当の年始めと考えたそうです。今は12月31日に食べる蕎麦を年越し蕎麦と呼びますが、少なくとも江戸時代までは、節分に食べる物を
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「お風呂でぷかぷか、風呂〜ティングキャンドルの製作」by id:Oregano 以前、お風呂でキャンドルナイトを楽しむという書き込みがあり、それに刺激されて作ってみたのが、このお風呂用
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「冬のベランダで炭火を楽しむ」by id:Fuel 何度かいわしでご報告させていただいているように、わが家では常時たくさんの炭を脱臭用に活用しています。部屋の脱臭に、クローゼットの
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「雪上キャンプファイヤー」by id:powdersnow 昔は林間学校の定番でしたが、いつからかスキー場でも、結構見かけるようになってきましたね。 夏にわいわいとやるのも楽しいですが、冬に
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:48
      「焚き火でほくほく焼き芋!」by id:cherry-pie おいしいさつまいもがおばあちゃんから送られてきたのでそれを家族みんなで焼き芋にします 焼き芋がおいしいのは、水分がちょっと抜ける
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:49
      「サザンカ・ツバキ」by id:wacm 冬の花で真っ先に思い浮かぶのが、サザンカとツバキ!雪に輝く赤紫の花は紅一点の注目を集め、季節に変わることのない濃い緑の葉は冬でも耐える生命
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:49
      「侘助椿の花で和紙染め」by id:vivisan 椿は冬の代表的な花ですよね。冬の間ずっと咲いているため、椿の柄は12月から3月まで使えます。わたしも冬の間は椿柄の帯をよく締めます。
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:49
      「桜を見るとほっとします。」by id:nakki1342 地元では、桜が今の時期から 少しずつ咲き始めます。 え?桜と思うかもしれませんね 桜といってもソメイヨシノではなく 緋寒桜という違う
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:49
      「エリカのお花」by id:azaburecipes 冬になるとお花屋さんで、ピンク色のツリーの形をしたエリカがよく売られていているのを目にして、かわいいなぁと眺めて楽しませてもらっています。
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:49
      「春に福呼ぶ立春大福!!」by id:TomCat 立春大吉ならぬ立春大福のご紹介です。豆は大切な大地の恵み。本当に福を呼びたいなら、武器として投げつけるような使い方より、美味しく調理し
  • イエはてな -   2009-02-03 13:52:49
      「節分の残ったお豆でカリカリおやつ豆」by id:liferose 毎年節分の余ったお豆でおやつ豆を作ります。 お砂糖と水をお鍋に煮立てて、煮とかします。 煮詰まったら、そこに大豆を入れて
  • イエはてな -   2009-11-13 13:58:04
      「ことのは手帳で言葉に込められた心を知る」by id:Fuel 「ことのは手帖」とは、心に触れた言葉の数々を書きとめておくノートです。「紙と鉛筆があれば、心の情景を書きとめておくこ
  • 2012.2.1 〜 2012.2.6 2月1日 「我が家の冬の風物詩は柚子の香り」by id:watena わが家の冬の訪れを実感させてくれる風景。それは「柚子」の香りです。子どもの頃から、「ただいま」と玄関を開け
  • 2012.2.7 〜 2012.2.14 2月7日 「照明の工夫で暖かさを演出する」by id:momokuri3 わが家では、蛍光灯を白熱電灯と同じような色調の「電球色」に取り替えることで、とても暖かな感じの部屋にする
  • 2012.2.22 〜 2012.2.27 2月22日 「梅花の形の小型重箱で観梅弁当」by id:CandyPot 花より団子という言葉がありますが、観梅の場合は、やっと訪れた春を喜びながら風情に浸るのがメインかなぁと思
「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

回答リクエストを送信したユーザーはいません