今年久々に受験して、TOEIC SCORE 985をとったものです。受験勉強は特段していません。私は52歳、20年前に、ロンドンに4年住み、そのときに英語での作文力や聞き取り力をつけました。
TOEICは、半分が聞き取り、半分が読解で、日常生活を送る上で使用される英語が対象になっています。どちらも一回の聞き取り・読解で、正確に理解することが期待されている試験です。
このテストで高い得点を取るには、徹底的な語彙力が必要とされます。つまり新聞やDM(Direct Mail)などで使われる単語やイディオムに慣れ親しむ。それらの音と文字列と意味とを、手続記憶・身体記憶のように体に刷り込む必要があります。
辞書をたくさん引くことは絶対に必要です。一回では絶対に覚えられません。同じ単語を時間をおいて何回も引くと、いつのまにか、自分の頭の中に辞書ができます。それくらいにならないと、点はあがりません。
使用する教材は、したがって、中学生・高校生用の英語教材のレベルよりは、大人向けのセールスメールなどのほうが有効かもしれません。航空会社やホテルの販売促進用資料や、大衆向け新聞・雑誌(あまり難しい単語は使われていなくても、大人が読むもの。日本の週刊誌的な、タブロイド新聞)が、よいでしょう。
読解力をつけるには、その単語がどういう意味かを徹底的に理解しなくてはいけません。だとすると、対訳があるほうが好ましい。ホームページであれば、対訳(日本語と英語の両方)があるものもあります。対訳があることを確認した上で、英語を全文翻訳することを試みてください。
はじめは大変です。でも、何度かそれをやって、英語の単語や熟語ひとつひとつに対して、条件反射的に反応するくらいにならないとTOEICの点は上がりません。
TOEICがテストしようとしているのは、あなたが日本語で、電話マーケティングを受けるのと同じように、英語を聞くことですので、それをしないことには、点は上がらないと思います。
100年前から、使われていますが、SSS(Start with Simple Stories)の多読法というものがあります。
昔から多くの英語教師が、「英語を獲得する一番良い方法は多読である」と主張しています。東京帝国大学の英語教師でもあった夏目漱石は、明治39年に『現代読書法』で多読のすすめを書いています。松本亨も、「英語を極めたけば、毎日数時間は英語を読め」と著書で主張していました。最近では、Stephen Krashen が "Extensive Reading is the only way to language acquisition." と主張しています。
とりあえず、100万語多読しては如何でしょうか。
http://www.seg.co.jp/sss/learning/index.html
ひたすら書いては声にだすのが一番いいかと
▽4
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おやまあ ●70ポイント ベストアンサー |
2番の回答者さんと少し重なる部分もありますが、伊藤サムさんという人が「やさしく、たくさん」というのを提唱しています。やさしく、たくさん、聞いたり読んだりしてみてはいかがですか。英字新聞の記者も、この方法で勉強するそうですよ。
?基礎を復習しつつ進むことになるため英語力に背骨ができる、
?やさしい英語ならばなんとか訳さずに理解することができ、英語を英語のまま理解する理想的な学習姿勢で、
?やさしいから英語に接した量が飛躍的に増える、という特色があります。
また、「やさしいと楽しい!」とおっしゃる方もいます。
「勝手な読み」のような部分があるとおっしゃっていますが、やさしくたくさんなら、訳読は不要ですし、誤読も少なくなると思います。
http://homepage1.nifty.com/samito/
http://homepage1.nifty.com/samito/easy.htm
?単純には音読することですがその際に、英語を英語のまま処理する。
例えば”dog”という単語だったら、「犬(いぬ)」という文字ではなく、イメージを頭に浮かべることを強く意識する。
?英語はうしろから前へ戻って読まない。たとえば、“I know the boy standing there.”という英文を日本語らしく理解しようとすれば、「私は、あそこに(there)立っている(standinhg)少年(the boy)を知っている」と、うしろから前に戻って理解していくことになります。それを「私は少年を知っていて、その少年はそこに立っているのだな」と前から後ろで理解することです。
http://eigook.biz/read/182.html
http://eigook.biz/read/189.html
http://eigook.biz/read/192.html