二つのことを同時にするのは人間の精神には不向きです。
精神分裂の原因を作っているようなもので、作業能率は低下します。
エラーも増える。
同時にやるのではなく、切り替えを早くして一つずつ片付けるべきです。
同時にやることができている人は、パターンを憶えてパターン通りの作業をしているにすぎません。
作業のパターンを覚えれば、パターンに当て嵌まらない場合の対応力を犠牲にして、作業効率を上げることができます。
経験値を上げればパターンを多く覚えて能率が上がるようになりますが、パターンを覚えるまでは愚直に一つずつの作業に向き合うしかありません。
二つのことを同時にするレベルがよく分かりませんが、日常生活でテレビを見ながらツイッターをするなんてのは誰でも注意散漫になりますし、上司の話を聞きながらメモをするのが大変なら専門家に任すのが良いかもしれません。
例えば、料理や車の運転はできますか?
あれらは、得意な人は難なくやっていますが、初めてやる人にとっては二つ以上のタスクを同時にミスなくこなす意外に高度な技術です。
なぜ、それができるようになるとか言えば、訓練の成果です。
それと、少し脱線しますがニコニコ生放送という動画サービスを知っていますか。
動画を見ながら他の視聴者の大量のコメントが流れてくるのを見ながら、自分でも気の利いたコメントを打ち込むサービスです。
おそらく初めて使う人は、戸惑ったと思うのです。しかし、それにも適応していく。やはり、それも楽しんで長くやっているうちに上手くなっていくのです。
マルチタスクは批判的な人も多いですが、訓練次第でできるようになると上記の例も語りますし、苦手意識を持たず自分もそのうちできると作業を好きになることから始めてみてはいかがでしょうか。
コクヨS&T キャンパスノート B6 6mm幅中横罫40枚5冊
メモを取りながら話が聞けるように訓練しましょう。
複数の指示が飛んだら、メモをしっかりとって、「どっちからやればいいですか」と聞きましょう。