特に理由はありません。うさぎなどもともと食糞をする生態をもつペットは沢山います。
いってみれば牛の反芻が目に見える形になったものに過ぎませんが、成犬になってもどうしつけても食糞をやめなかったという理由で遺棄され保護される犬は一定数いるようです。
血統書付であっても食糞する犬はいるので、ある程度ブリーダーさんに性質を見てもらって(鑑定)、しつけも済み、問題のない犬だけを買い取るか、食糞はその生物の生態だとおもって(金魚も自分の糞のうかんだ水を泳ぎますから)諦めるかしかないですね。
鳥類は食糞しませんが、インコは求愛行動で雄が胃のごはんをすこしずつ出してきてメスにくちうつしで食べさせようとします。鏡にむかって求愛する個体もいるため、べったりと汚すこともあります。
その他、繁殖(防止手術)や匂いなど、生物のナマの部分を目にすることになるので、几帳面な大人と同居するのならぬいぐるみや猫cafeなどのふれあいで満足してもらえると親としては楽ちんです。牧場や庭もないのに無理に「オリにいれておけば悪さをしないだろう」と同居してストレスを与えっぱなしにするのは人間のワガママといえるでしょう。
コアラは、
ユーカリを消化するのに必要な細菌を、
子供に与えるために、
離乳食として、糞を食べさせます。
ウサギは、
盲腸で作った、特別な糞を食べて、
一回の消化では得られない栄養を採って、
二回目の消化の時に、大腸で作った、普通の糞は食べないです。
ペットフードはそれなりにおいしいとか、聞いたことがあります。
ペットフード会社の製造の人が、自分で食べておいしさを確認しています、
と話していました。
しかし、食糞するようなワンちゃんネコちゃんですと、
ペットフードのおいしさってなんだろう、
人間の思い込みかもしれないと思いました。
ウンコ味のペットフードを作ったら、
実は、とても、よく売れるかもしれないと思いました。
ただ、ウンコ味の再現は難しいかもしれないと思います。なぜなら、
うまく再現できているか、わからないからです。