日経新聞に毎週月曜日、掲載されている「景気指標」を見ていて疑問に思いました。昨年12月まで価格に全く変化がないのに、1月から変化している商品がいくつかあるのです。
例えば、低密度ポリエチレン価格。以下のように、1月から変化を始めています。
2008年10月 253.0 円/kg
2008年11月 253.0 円/kg
2008年12月 253.0 円/kg
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2009年 1月 246.6 円/kg
2009年 2月 205.5 円/kg
2009年 3月 190.0 円/kg (日経新聞景気指標より。2009/04/06 朝刊 16面。)
他にも、SC材・ポリプロピレン・上質紙・コーテッド紙の価格が、12月まで全く変化がないのに、1月以降に変化しています。
一方、米産大豆の価格は、12月まで変化していたのに、1月以降は全く変化がありません。
この現象には、どのような理由があるのでしょうか。(特に、SC材・ポリエチレン・ポリプロピレンについて興味があります)
ポリエチレン 密度によって分類され、新聞では低密度と高密度を掲載しています。低密度ポリエチレンは食品包装フィルム、高密度ポリエチレンはレジ袋などに使われます。朝刊商品面のマンスリー(木曜、合成樹脂)で掲載している相場は粒状。マンスリー(木曜、合成樹脂2次製品)で掲載している相場はフィルムです。同じ面のアジア市況(火曜)に東アジア地区の価格もあります。
ポリプロピレン 自動車部品など幅広い用途に使われます。朝刊商品面のマンスリー(木曜、合成樹脂)で掲載している相場は粒状。マンスリー(木曜、合成樹脂2次製品)で掲載している相場はCPP(Cast Polypropyleneの略で、無延伸と呼ばれます)とOPP(Oriented Polypropyleneの略で、延伸と呼ばれます)。CPP、OPPは日本工業規格(JIS)に定義があります。同じ面のアジア市況(火曜)で掲載している東アジア地区の価格に、「HOMO品種」とあるのはプロピレン単体で製造した製品です。
http://netplus.nikkei.co.jp/forum/help/shohin2.html
原油価格の下落と密接に連動しています。
申し訳ありません。質問主旨が伝わらなかったようです。
質問の主旨は「昨年12月まで価格に全く変化がないのに、1月から変化している商品がいくつかある。なぜ、変化していなかった(:数ヵ月単位で更新されていた)ものが変化する(:1ヶ月以下の単位で更新される)ようになったのか。理由を教えてください」というものです。