・何で国のした借金を国民のした借金として計算するの?
→単純でわかりやすいから。正しいからではない。
・国は国民の意とは無関係にお金を使っています
→建前は匿名回答1号さんの通り。その建前を変える力はあなたに無いでしょう。
・借主と貸主の問題のはずです 何で関係の無い第三者が入るのですか
→貸主にとってそのほうが好都合だからです。
・破産した場合、債権が不良になり出資した人が損害をこうむります それだけではないですか?
→出資した人・貸主とあなたの力関係はどちらが上だと思いますか?国が破綻した状態であなたの財産がすべて守りきれるとは到底思えません。
・これはかなりおかしいと思いますが
→おかしいことを押し通そうとする人はいるものです。国が破綻した状態でその全てを突っぱねる力は無いでしょう。
・仮のその国民が理解していない状態できちんとバランスの取れた借金で運用していても問題のはずです
→いざ破綻すれば、理解を怠った国民のせいにされるかもしれませんよ。
・健康保険や年金は新たに組織を組みなおしたら良いと思います
→破綻したらついでにいくつかの銀行なども解体・再生されるかもしれませんね。そこにあなたの預金がなければいいのですが。
・相続の場合得るものより払うものが多い場合相続を放棄すると言う事ができますよね
→それは日本の法律ですね。現政府を倒したらそれが適用されるとは限りません。各国が口を出します。
→また相続放棄といいますが、それは国土の放棄を意味しませんか?少なくとも国有林や国道は国外になりませんか?
・形式上国民主権と言うシステムをつかって動いていても、事実上の実態が伴っているかは争点になります
・仮に破綻した時、債務者が国民なのか国民でないのかを争う事は必要だと思います
→その争いを明示的に起こすこと自体が拒否されると思いますが、起こせたとしてもその争いにあなたは全面的に勝てると思っているのですか?
なんでそんなに楽観視出来るのか不思議でなりません。
ギリシャで何が起こったのか知らないのですか?
直接債務がなくとも増税や公共料金値上げなどでなるべく回収を行おうとするでしょう。
もちろん国民も抵抗します。ギリシャでは暴動という武力闘争も含めてせめぎあいが起きましたが、それで何処まで譲歩してもらえたのか。
なんで国民が無関係でいられると思うのか不思議でならない。
あなたに決定権があるわけではないのですよ?
国民は、自分自身の中から、「お金を借りた人、使い道を決めた人、使った人」を選挙で選び出すことによって、その権限を与えました。従って、その責任は、国民に在ります。
これを、主権在民と呼び、民主主義の基本です。
そもそも、国の借金がなぜ必要かと言えば、国民(が選び出した人達)が、「こういう事にカネを使え」と要求したからです。
国民が返済するのは当然です。それが未来の国民であっても、我が国が民主主義である限り、主権在民ですから、返済義務も国民が負っています。
国家と国民を分けて考えるのは、民主主義国家の国民の考えではありません。国が借金をしているのは、我々国民のせいなのです。