私はこの数年WEBに飛び交う言葉の無益さに辟易していました。多くのコミュニティーにおいて責任感のない発言が飛び交う中、この程度のコミュニケーションしか取れないのがWEBなのか、という割り切った考え方をしていました。
あるときテレビで、近藤氏が出演されていました。それは「カンブリア宮殿」というタイトルの番組でした。そこにはmixiの社長と近藤氏のご両名がいらっしゃいました。正直、mixiの社長は野心たっぷりの雰囲気で余り好きにはなれず、いかにも週刊誌で話題になりそうな、ベタな“IT企業の社長らしい”人物だな、という認識しかもてませんでした。ところが近藤氏の場合は違いました。冷静な口調と素朴な人柄、そしてコミュニケーションの考え方が素晴らしく、私は氏をみて、WEBの世界のことを思い直したのです。
後日私は書店に訪れていました。そこである雑誌を手に取ったのです。「WEB2.0」というタイトルだったような気がします。そこには「はてな」のことが紹介されていました。私は先日見た「カンブリア宮殿」のことを思い出し、その記事を注意深く読みました。
しかし、当時はインターネットと言っても、ネットカフェにて利用するぐらいで、本格的な導入は考えていませんでした。
数ヶ月が経ちました。私はある事情でインターネットカフェを多用しなければならなくなり、費用がかさむ毎日を送っていました。やがて膨大な額を消費していたことに気づき、自宅に回線を通すことにしたのです。そして、一ヵ月後、自宅にインターネット回線が通りました。数日間はGyaoやYouTube等の動画配信サイトに会員登録して「世の中便利になったなぁ」等とつぶやいていましたが、ある日、以前見た「はてな」のことを思い出したのです。
「そういえば『はてな』とやらはどうなったのだろう」
私は早速Google検索をかけはてなのページを見つけました。OKWaveや質問系のサイトを知らなかった私はすぐに反応しました。
「これは面白そうだ!」
その日以来、「はてな」に入り浸るようになります。
そこではみな礼節を心得ており、私は「はてな」をWEBのオアシスのように感じました。
私は当初、回答者メインとして参加していました(今でもそういう部分はありますが)。そんな「はてな」ライフも、順風満帆には行きませんでした。私の回答に的確なデータと、綿密な内容で反論する人たちが出てきたのです。私は「はてな」というコミュニティーが、非常にレベルの高い方たちで形成されているのをこのとき実感しました。同時に、「いるか」が数十を越える凄まじい名回答者の方々を見て、自分の今姿を再確認したのです。
「ここは結構な修行の場になる」
私はそう思いました。
更に一ヶ月ほど経った頃でしょうか。私はある回答者にぶち当たります。コミュニティ系のサイトにはどこにでもいるいわゆる「荒らし」でした。ぽつぽつ質問するようになっていた私は、彼ら悪質回答者に偶然にも数日間連続で当たってしまい、排除に力を注ぐようになります。しかし、それはうまく行きませんでした。システム的にも、「はてな」という会社的にも、排除する明確な方法がないからです。現在のインターネットがいくらでも偽装できるシステムであるため、排除は不可能という結論に至りました。
どんなところにも、素晴らしい人間とくだらない人間がいる、みなさんがそうしたように、私もそう思うことによって次第に心が晴れてゆきました。皆さんのありがたい助言も頂き、やがて嵐(荒らし)は過ぎ去りました。
今現在、私はやや離れた目で「はてな」見ています。「はてな」に限らず、インターネットは人の心がむき出しになるメディアです。また、時には人の心が隠蔽されるメディアでもあります。よくも悪くも生身の人間を感じさせないのがインターネットの問題なのです。しかし、確かに繋がった電話回線の向こうには人間がいる。そんなわけで、今でも入会当初の教訓を生かし、丁寧に回答するようにしています。また、aoi_ringoさんのように、人間味を感じさせる話題を振って下さる質問者の方に対しても、好んで回答します。
これからも宜しくお願いいたします。
============================================================
私が我ながらよく調べたなー、と思った回答
http://q.hatena.ne.jp/1156325183
まるで誰か別人が書いている、という不思議な感覚で書いた回答
(文体が私っぽくない)
私とはてな
私は、はてなを通じて顔の見えないやさしさと言うものを感じました。
例えば、普通の「~がわかりません。」という質問。
20~30ポイントが相場で50ポイントもらったらラッキーなんて小躍りしちゃいます。(笑)
でも、ポイント確認してみたら一気に100ポイントとか増えてるときがたまにあります。
面白いですよね。これ。
顔も見えないんだし、数十ポイント分ければ喜ばれます。
なのに、好意的に100ポイント程度もらったんです。
ネット犯罪など続いてる中で少しホットした瞬間でした。
ありがとうございました。
今の私にとっての「はてな」回答は、趣味・楽しみ的な存在です。
質問者の希望する内容をドンピシャで回答できて喜んでいただけたときは、こちらもとても嬉しくなります。
逆に、質問の意図を汲みきれずにとぼけた回答をしてしまったり、間違った回答をしてしまったときは、しばらく落ち込んでしまいます。
あまり得意でない分野を無理して答えようとすると失敗することが多いので、できるだけ慎重に回答するよう心がけているのですが、それでも、質問者に間違いを指摘されて、へこむことが結構あります。
「これはよかったなあと思える回答」は、まだないです。まだまだ修行中です。
(^^)(^^)ありがとうございました。
人力検索を見てると、とんでもなくハイレベルな質問が混じってたりして勉強になりますよね。
はたまた知っている人間にとっては半ば常識的なことでも、それを知らずに困っている方がいらっしゃる、その方に回答して問題が解決するのもよいものです。
実ははてなダイアリのキーワードリンクに少しだけ世話になっています。マイナーな話題を書き散らしていますが、同じような話題を取り上げていらっしゃる方を容易に見つけられる。
回答履歴の中から、多少なりと質問者氏に貢献できたのではないかというものは・・・
http://q.hatena.ne.jp/1149484398
http://q.hatena.ne.jp/1149088491
http://q.hatena.ne.jp/1145782643
http://q.hatena.ne.jp/1144498717
http://q.hatena.ne.jp/1144498315
http://q.hatena.ne.jp/1122509576
http://q.hatena.ne.jp/1119236548
http://q.hatena.ne.jp/1118150371
http://q.hatena.ne.jp/1094784048
ちょっとポイントもらいすぎだなと思うのは・・・
http://q.hatena.ne.jp/1131225100
http://q.hatena.ne.jp/1127868316
こんな感じです。
ありがとうございました(^^)(^^)
なんとかドンピシャリの回答をしたくて色々と調べることも多く、逆に自分自身のための勉強の場になっていたりもします。勉強をさせてもらっているのにポイントまでもいただけるなんて・・・。
いずれこのご恩をみんなに質問という形で返す機会が来たらなと思っております。
はてな、ありがとう。
(^^)ありがとうございました。
本格的にやりはじめたのが今年の4月です。もともとGoogle経由でWikipediaをよく見ていたので、それを人のためにも役立てる、という感覚ですね。たまに「人生論」的なものに答えますが、これは不評のがおおい、やはり検索系です。
ところで、質問者の方は、(ネタは別として)本当に知りたいのなら、もう少し自分の知っていること、検索していきついたサイトなどを書いてくださった方が、さらに深い検索のためには有効ですね。
http://q.hatena.ne.jp/1145338201
http://q.hatena.ne.jp/1146499498
http://q.hatena.ne.jp/1145438017
http://q.hatena.ne.jp/1148306330
ありがとうございました(^^)
私はこの数年WEBに飛び交う言葉の無益さに辟易していました。多くのコミュニティーにおいて責任感のない発言が飛び交う中、この程度のコミュニケーションしか取れないのがWEBなのか、という割り切った考え方をしていました。
あるときテレビで、近藤氏が出演されていました。それは「カンブリア宮殿」というタイトルの番組でした。そこにはmixiの社長と近藤氏のご両名がいらっしゃいました。正直、mixiの社長は野心たっぷりの雰囲気で余り好きにはなれず、いかにも週刊誌で話題になりそうな、ベタな“IT企業の社長らしい”人物だな、という認識しかもてませんでした。ところが近藤氏の場合は違いました。冷静な口調と素朴な人柄、そしてコミュニケーションの考え方が素晴らしく、私は氏をみて、WEBの世界のことを思い直したのです。
後日私は書店に訪れていました。そこである雑誌を手に取ったのです。「WEB2.0」というタイトルだったような気がします。そこには「はてな」のことが紹介されていました。私は先日見た「カンブリア宮殿」のことを思い出し、その記事を注意深く読みました。
しかし、当時はインターネットと言っても、ネットカフェにて利用するぐらいで、本格的な導入は考えていませんでした。
数ヶ月が経ちました。私はある事情でインターネットカフェを多用しなければならなくなり、費用がかさむ毎日を送っていました。やがて膨大な額を消費していたことに気づき、自宅に回線を通すことにしたのです。そして、一ヵ月後、自宅にインターネット回線が通りました。数日間はGyaoやYouTube等の動画配信サイトに会員登録して「世の中便利になったなぁ」等とつぶやいていましたが、ある日、以前見た「はてな」のことを思い出したのです。
「そういえば『はてな』とやらはどうなったのだろう」
私は早速Google検索をかけはてなのページを見つけました。OKWaveや質問系のサイトを知らなかった私はすぐに反応しました。
「これは面白そうだ!」
その日以来、「はてな」に入り浸るようになります。
そこではみな礼節を心得ており、私は「はてな」をWEBのオアシスのように感じました。
私は当初、回答者メインとして参加していました(今でもそういう部分はありますが)。そんな「はてな」ライフも、順風満帆には行きませんでした。私の回答に的確なデータと、綿密な内容で反論する人たちが出てきたのです。私は「はてな」というコミュニティーが、非常にレベルの高い方たちで形成されているのをこのとき実感しました。同時に、「いるか」が数十を越える凄まじい名回答者の方々を見て、自分の今姿を再確認したのです。
「ここは結構な修行の場になる」
私はそう思いました。
更に一ヶ月ほど経った頃でしょうか。私はある回答者にぶち当たります。コミュニティ系のサイトにはどこにでもいるいわゆる「荒らし」でした。ぽつぽつ質問するようになっていた私は、彼ら悪質回答者に偶然にも数日間連続で当たってしまい、排除に力を注ぐようになります。しかし、それはうまく行きませんでした。システム的にも、「はてな」という会社的にも、排除する明確な方法がないからです。現在のインターネットがいくらでも偽装できるシステムであるため、排除は不可能という結論に至りました。
どんなところにも、素晴らしい人間とくだらない人間がいる、みなさんがそうしたように、私もそう思うことによって次第に心が晴れてゆきました。皆さんのありがたい助言も頂き、やがて嵐(荒らし)は過ぎ去りました。
今現在、私はやや離れた目で「はてな」見ています。「はてな」に限らず、インターネットは人の心がむき出しになるメディアです。また、時には人の心が隠蔽されるメディアでもあります。よくも悪くも生身の人間を感じさせないのがインターネットの問題なのです。しかし、確かに繋がった電話回線の向こうには人間がいる。そんなわけで、今でも入会当初の教訓を生かし、丁寧に回答するようにしています。また、aoi_ringoさんのように、人間味を感じさせる話題を振って下さる質問者の方に対しても、好んで回答します。
これからも宜しくお願いいたします。
============================================================
私が我ながらよく調べたなー、と思った回答
http://q.hatena.ne.jp/1156325183
まるで誰か別人が書いている、という不思議な感覚で書いた回答
(文体が私っぽくない)
ありがとうございました(^^)。こちらこそ(よろしくお願いします。
自問自蔵
── 「汚してもよい、破れてもよい。ただし必ず、もとへ戻せ!」
アメリカ連邦警察の資料室では、ドアの張り紙に、こう書かれていた。
── TV-Series《F.B.I.,The 1965-1974 America》より(詳細未詳)
http://q.hatena.ne.jp/1100762734#a208359
http://q.hatena.ne.jp/1150177096#a549276
http://q.hatena.ne.jp/1150177096#a549669
永年のテーマでもある情報美学について、究極のメッセージとして、
いくつかの回答に使いまわし、質問者の同意が得られた例です。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20051002
いわゆる正解・正論は、誰かが必ず回答されるはずなので、なるべく
別の角度から拡大解釈した異説を心がけています。
ときには誤解され、手ひどく拒絶されたりすると、とても残念です。
◇
回答履歴は一覧できますが、うろおぼえのキーワードは再検索が困難
なので、このほど約40ヶ月にわたる総索引を作りました。
誤まって、おなじ内容を異なった意図で重複しないためです。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030430
↑=はてな回答索引 ↓=はてな出納簿
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030429
はてなは、ポイント争奪ゲームでもあり、このような世俗性から解脱
することは難しいのですが、終了後ポイント送信されるのは、公式記録
にカウントされないので、もっとスマートな方法があればと思います。
その他の掲示板への投稿をふくめて、わたし自身の人生の記録であり、
折々に考えたことや感じたことが公開され、おそらく永久に保管される
ることを願って、つねに真摯に自問自答しているつもりです。
ありがとうございました(^^)
http://q.hatena.ne.jp/1142933578
「私とはてな」
人力検索を始めるきっかけになったのは、「はてなダイアリーユーザーへのアンケート」からでした。
確か「機能変更に関するアンケート」だったと思います。
そして、初めてのポイントとして1ポイント受け取りました。
その後、他の質問に回答できることに気付き、回答を始めた。という流れです。
当時は「ポイントがないと回答できない」と思い込んでいたので、ポイントを貰った時、「これで回答できる」と勘違いしていた想い出が(笑)
熱心に回答するようになったのは、当初「はてなカウンター」を使おうと思っていたからです。
主がはてなダイアリーなので、それに関する機能といったところです。
しかし、ここでも勘違いがありまして。
ダイアリーに表示してあるカウンターは「カウンター」ではなく「ページビュー」で表示できることを知りまして。
その結果、カウンターの導入は見送ることになりました。
ポイントを集める目的がなくなったのですが、「ないよりはマシ」と思い、引き続き回答していきました。
ただ、何も使う用途がないので、完全に自分のペースで続けている状態ですが。
さまざまな質問の中、やはり趣味の1つである「鉄道」関連の質問には、ついつい熱が入ってしまいます。
上記質問がそのうちの1つです。
他にも、仕事で得た知識に関する質問だと、積極的に回答するようにしています。
これからも、まったり自分のペースで回答し続けることでしょう。
(^^)(^^)ありがとうございました。
私とはてな
大変長くなりそうなお題ですね^^
簡潔に述べますと、はてなは
インターネットのポジティブな可能性を私に示してくれています。
最初は、はてな=人力検索でした。
ひまつぶしついでに知識も増やせるし、
好奇心も満たせるし、
質問に答えてポイントを稼げば自分も質問もできます。
次に、ダイアリー。そして、アンテナ。
はてなを利用する「人」にも興味を持つようになりました。
でも今は、何よりもソーシャルブックマークが欠かせません。
例えば、私はメディアの受容理論に興味があるのですが、
ソーシャルブックマークの登場によって
既存のマスコミ論に大きな影響をもたらすのでは、と思っています。
その点でも、はてなブックマークに抱く期待は大きいです。
ご存知かもしれませんが、過去にこういう質問があります。
http://q.hatena.ne.jp/1151624923
この時の私の回答はhttp://q.hatena.ne.jp/1151624923#a561195です。
自分の稚拙な回答の中で、良かったとは言えないにしろ、
よく考えて回答したので強く印象に残っています。
(ちなみに今ではRSSも使うようになりました。非常に便利です。)
完璧な回答だったと自負している数少ない回答は、これです。
http://q.hatena.ne.jp/1118064776
質問登録から10分以内に答えられたのがちょっと誇らしかったです。
同系統の質問で、こちらも、
http://q.hatena.ne.jp/1129379699#a424919
質問登録から1時間以内に、ピシャリの回答を出せたので嬉しかったです。
私の場合、検索力は普通以下だし、
何かに特化しているわけでもないため、
ネタ質問や、趣味・人生に関することぐらいしか答えられないので、
ハイレベルな質問&回答をする人は尊敬します。
(^^)(^^)ありがとうございました。
ありがとうございました(^^)。こちらこそ(よろしくお願いします。